亀裂!「起雲閣」の指定管理者特命随意契約議案。公募原則論も市長譲らず物別れに。

雨が降り出す前に愛犬との定番散歩を済ませ、
議会事務局に入る。第3町社第一会議室では
総務福祉教育委員会が白熱を帯びていた。傍聴する前に
一件用事を済ませお昼の休憩時間に控室に入り、
報道として傍聴した熱海ネット新聞主幹に内容を聞く。

11月定例会に上程された所管12案件のうち、注目は

起雲閣の指定管理者の当局案(69号議案)がスンアリ、
採決されるかにあった。この議案に関しては当局側は

公募ではなく特命で随意契約する理由について、

ー売り上げばかりでなく、市民文化を考えて選定した。
第三者評価委員会において現指定管理者は高い評価である。

黒字も平成24年度は539万円、同25年度も615万円の黒字で
財政的にも良好な管理が行われているーとの
上程議案に対する説明があったが、米山議員からの

ー指定管理者は公募が原理原則だ。公募すべきーとの
意見に同調した与野党合わせて5議員が否決した。

これに対して斎藤市長は一歩も譲らず、高橋議員が
3年後に公募にしてはどうかとの折衷案を出したが、
調整は物別れに終わった。これにより最終本会議での
採決は微妙となり議案撤回も予測されるが、今日の時点で
市長は引く気配を見せず、拗れ紛糾した委員会を傍聴した、

指定管理者オアシス21の役員に落胆の色は隠せなかった。

指定管理者の問題だけでなく、起雲閣には当初の借入金や
年間維持費等巨額な市税が投入されていることには、
余り注目されていないが、小生はこの数字を確認した上で
最終日に結論を出す予定である。
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村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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