午前中から控室には千客万来で熱気が篭った。先ず、
来年2月14日に予定している、地域防災・減災ゼミナー
開催に関する提案書のすり合わせを行った。所管課から
八木観光課職員と名川防災官を交え、セミナーの
目的確認と当日開催するイベント会場と内容について、
元自衛官で現在、自然エネルギー利用推進協議会の
岡本欣訓専務理事と式次第と役割分担についての
骨子をまとめる。詳細は決定次第報告したい。続いて、
次の来客は東京新宿行政書士法人SのO氏で、医療と介護を
食い物にしたままジ・エンドとなった、旧O病院系の
トップを含めて、後追い調査をしているといい、これまで
小生のブログを通じて熱海市内での行状を入手しており、
メールでは頻繁にやりとりしていたが、県が動かず、
一件落着した不正受給事件の真相は藪の中のままであり、
正直、興味を惹かれる話ではあったが、模様眺めとしたい、と
収集していた資料請求いは応じなかった。次に、
庁舎正面に待機していた石田昭男氏(元臨海ホテル専務)と
来宮駅そばの”ソバ屋”さんで昼食しながら情報交換し、
午後からはオールドノリタケ収集家で高崎市在住の、
ギャラリーフェローシップの竹内友章オーナーと
東京銀座兜屋画廊の岡本文利氏と千田博敬氏が来庁、
12月上旬に熱海市内で展示する予定の作品について等、
お話を聞かせて頂いた。展示終了後に詳細報告したい。
さて、「放射線像展」についてである。市内在住の
遠山元子さんが被曝の恐ろしさ、目に見えず臭いもしない
放射線による汚染の実態を写真家の加賀谷雅道氏が、
福島第一原発事故の被爆地に残された動植物等の
被曝の状況を「オートラジオグラフ」(写真)にしたものを
熱海銀座の佐藤椿油店2階ギャラリーに展示している。
放射線に感光する特殊な板に動植物などの被写体をのせ
被写体から放出される放射線を撮影する。放射線が
付いたり蓄積したりした部分が影や黒い点となって
板に写り、被曝の様子を可視化できる。被曝量が多いほど
被写体の元の形がはっきりわかることを説明された。
写真を見ることで汚染に対する創造が広がる、
貴重な展示会は明日午後6時まで開催している。