旧岡本ホテル跡地購入再交渉で広がる不信感(総務福祉教育委員会協議会)

午前10時から開催された総務福祉教育委員会協議会。テーマは、
旧岡本ホテル跡地購入の再交渉結果について。所属する委員会は異なるが、

2月定例会で反対討論を行っている手前、委員会を傍聴したが、途中で退席する。
何と、あってはならない、公簿と実測面積の違いが露呈したからである。

当該地公簿面積(3,269,85㎡)に対して実測面積が(約3,100㎡)と、
約50坪もの錯誤が生じたのだ。と、云う事は、我々が議案に反対せず、また、
米山議員他が当局に対して再交渉を求めなければ、そのままスルーで、

3億9000万円もの血税がムザムザとむしり取られた可能性も否定できず、

当局側が業者に阿る姿が浮き彫りとなった。では、米山、梅原の追求に
防戦一方となった当局の再交渉過程を掲載し、賢明なる市民の判断を仰ぎたい。

旧岡本ホテル跡地 再交渉結果について

日 時 平成26年3月21日(金) 12時50分

場 所 新潟県南魚沼郡湯沢町 (株)ひまわり 湯沢店

出席者 熱海市側  斉藤市長、井戸総務課長

ひまわり側 (株)ひまわり 新保社長、(株)エンゼル 安藤社長

 

[交渉経過]

12時50分に湯沢店に到着後、ただちに交渉に入る。

斉藤市長よりの説明内容

◯2月定例議会にて旧岡本ホテル跡地の購入に関する
新年度予算の審議において、何人かの議員より反対の意見があり、
長時間の議論がなされた結果、予算は通過したが
再度の交渉を持つことを条件づけられたこと。

◯議員の意見としては、交渉イコール価格の値下げであること。

◯社長としては、「はいそうですか」とはいかないと思うが、
私(市長)がなぜこの土地にこだわるかを説明し、
社長の判断を仰ぎたいと申し述べた。

◯当該地の現況地図や古地図等を見せながら、まず、大正天皇の
御用邸があったことや、徳川家光候との関わりや
天領であったことなどから、現在の市役所敷地が
熱海市にとって大変価値のある土地であること。

◯旧岡本ホテル跡地が、その市役所敷地と道路一本隔てて
隣接していることから、大変意義のある土地であること。

◯今回売却の話を聞いた際に、
熱海市にとっては千載一隅のチャンスと思ったこと。

◯この土地を何に使うのかということについては、
市民ホールや図書館の建設など、市民が将来に渡って使える、
また集える場所としていきたいこと。市民が世代を越えて利
用していける(世代間交流)ことを重点に考えていること。

◯市民ホールの建設等について多くの市民より要望があったこと。(署名)

最後に

一旦決まったことに何しに来たんだと思われるかもしれませんが、
再交渉により良い形で購入できればと思っている。議員からは、
高止まりの価格となっているとの指摘もあるので、
よろしくお願いをいたします。と伝える。(つづく)
米山議員

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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