中国・濰坊市にて、熱海再生への活路を探る

熱海温泉のポスターをバックに記念撮影

昨日の時間帯では写真のアップにそう時間がかからなかったあが、
今日はこの時、一枚の写真をブログアップするのに、約10分ほどかかり、

伝えたいことはヤマほどあるのに、
次の訪問先とのアポイント時間が迫っており、残念ながら、簡単にまとめたい。

凧上げで有名だと知らされていた街が、実は、
世界で有数のエンジン全般を製造する企業が存在し、

農業や繊維、ハイテク企業に至るまで幅広い産業を生み出す、
多くの立地条件を兼ね備えた、中国国内でも有数な経済振興都市でもあった。

今回人民政府に案内でされた「濰坊高新技術産業開発区」は、ハイテク産業の工業団地として
ハイピッチで建設が進んでいた。

その「濰坊市」をウィキペディアで検索すれば、山東省中部に位置し、

有名な古代遺跡、古代建築物、古代石刻と彫像など
固定文化財が1800余ヵ所もあり、
そのうち国家クラスの重要文化財保護指定を受けたものが3ヵ所ある、
歴史的文化都市だと、ウィキペディアには紹介されているが、今回で3度目の小生は、
未だその歴史的文化施設には行けないでいる。

さて、今回も濰坊「有声日本語学校」から濰坊市教育局を通じて、
熱海市にある「国際観光専門学校」か
東京新宿の本校への留学生の受け入に向けての打ち合わせや、

山東新聞網「超岳」氏が、人民政府の全面的バックアップで設立した、
アニメーション製作会社「合展動画(濰坊)有限公司」からの依頼による、
三浦正浩氏(Mエンタープライズ)との協定合意書締結、

熱海市を始めとする観光地や各地の旅館ホテルの消耗品である、
”タオル”に関する工場見学と見積もりの為、
既に日本の業者を通じ品質に定評があり更に人民政府からも推薦を受けた、
「濰坊天昊巾被有限責任公司」への訪問、

地元テレビ局(濰坊電視台)への視察訪問、

「山東経済職業学院」からは日本人教師募集依頼への具体的条件提示、

濰坊市人民政府がアニメ同様に補助体制を強化する、
LED蛍光灯製造会社との打ち合わせ等々、スケジュールはビッシリで、
とても、歴史・文化を楽しむ時間的余裕は、正直、見つからないでいる。

本来なら、ここで中国人から見た日本の観光地の受け入れ体制について、
同行した中国人通訳「藩」氏のレポートを報告する予定だったが、

入力したメディアを日本に忘れてきたようで、
取りあえずは、行動の一端を写真で綴りたい。

熱海温泉のポスターをバックに記念撮影
熱海温泉のポスターをバックに記念撮影

合展動画との合意打ち合わせ会議

合展動画のスタッフと

濰坊市テレビ(編集局)
濰坊市テレビ(編集局)
塩野氏左隣・張副社長
塩野氏左隣・張副社長
スカイパートナー営業部長
スカイパートナー営業部長

オールLED照明で電飾されたテーマパーク

今回の訪中視察では、タオルやLED照明灯、野菜から日用雑貨に至るまでの、
人民政府推奨企業による輸出単価を知ることとなったが、

安いと言われていた”タオル”の価格だけとっても、
グラム数や品質などどれを取っても、”横浜渡し”では、倍以上の開きがあった。
これまでは、日本からの進出企業は丸紅一社だけだったが、
濰坊市の発展と共に先を争うように、中小の企業が進出しており、
それに合わせた「日本料理店」も5件あると聞かされたが、

人脈と”人民政府ルート”さえ誤らなければ、ビジネスチャンスは多い。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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