午後6時前に知人のご母堂の葬儀に顔を出す。
葬儀場はJAメモリアルホール。
天寿を全うしたのは吉田たみ子さん(89)。故人は、
吉田智氏(下多賀・吉田工務店代表)の尊母で、その訃報は
愚息が知らせてきた。愚息は吉田氏のご子息と親友関係にある。
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そんなこんな、小生一家は吉田家に対して格別な思いがある。
吉田家の先代も大工さんで、当時建築板金業を営む愚妻の実父
故坂田市太郎は先代の下請けとして親しい関係だった。
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それが縁で42年前(1971)、26歳で下多賀中野に
初めて格安で自宅を建てることができた。故人は先代の奥さん。
自宅の建築を請け負って頂いたことを機に、その後間を置き、
施主の智氏やご子息も含めて、今日まで長いお付き合いを賜ってきた。
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また最近になって愚息から、生まれ育った、
下多賀中野周辺に自宅を建てると相談を受けている。それもこれも、
友情と絆を育んで頂いた吉田家ありきの計画で、実現すれば
親子2代の縁結びとなり多少なりとも恩返しができそうである。
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霊前に焼香をしながらそのこと報告す自宅に戻る。さて、下段の写真は、
完成間近の自宅前で愚妻と愚妻の実弟の長男と写したもので、
自宅から事務所に移りPCを前に写真を貼付けながら、しばし
42年前の記録を呼び戻しつつ瞑想にふける。