中には、3番煎じに過ぎないものから、レアでホットな情報など、
議会活動を続けていく上で欠かせない親睦会となっている。
小生も立場上、メンバーの不満や問題点をすくい上げるだけでなく、
「起雲閣」を含む観光施設の管理運営に関する、
信憑性の高い問題点については、当局に質し改善策を議論してきた。
ホテル・旅館等民間企業の経営危機情報をいち早く入手することで、
メンバーや関係者に2次被害や3次被害に遭わないよう働きかけもしてきた。
そうした相互関係を更に強固なものにしているのが、
農業振興、地産地消をスローガンに、にんにく栽培に成功し
今年は”大豆”栽培にも挑戦している、佐口静男氏の存在である。
いつ、夕張化するとも知れない、
熱海市の財政状況に戸惑いながらも、農業による
”新熱海ブランド”誕生を目指して、
敢えて隘路を開拓するチャレンジ精神と有言実行をモットーとする
寡黙ながらも笑顔を絶やさない、佐口氏を中心に会の絆は太い。
さて、夕べは平石啓三郎氏(関東警備保障)他メンバー数人が、
浅草三社祭や親族の祝い事を理由に欠席したものの、
話題は豊富に飛び交った。
先ず、昨日も少し振れたが、チラシ配布された湯河原町議による、
ミニコミ紙”湯河原町のまちづくりを語る”についてだった。
それはそうだ、書かれている内容が事実とすれば、メンバーを始として
熱海市民にとっても、小生としても看過できない情報だった。
町議が提訴した住民訴訟の準備書面には、
熱海市が湯河原町に支払ったとされる、下水道負担金1億5700万円が、
”支払う根拠のないもの”として、
湯河原町長を相手に住民訴訟を起こした。と、記されていた。
”下水道処理”に関しては、これまで、
湯河原町と熱海市、湯河原町と真鶴町との間で、
事務委託に関する協定書や
確認書を取り交わしている。その中で、
下水道の建設費及び管理経費については、熱海市に
応分の負担が定まられているが、本件のように広域で建設した場合、
(熱海市が)支払う法的シバリもルールもない。
然るに、熱海市が湯河原町に負担金を支払う義務はない。とし、
熱海市長や我々市議に対しては議会事務局を通して、
”住民訴訟”に関する資料を配布した文書の中には、
先日湯河原町分庁舎で開催された、
広域特別推進協議会の席を傍聴していたが、何ら音沙汰がないと、断じている。
ームラさん、このチラシの内容は本当なのーと、
チラシを手にしたメンバーから詰められたが、正直、何がなにやら。
ここのところ連日、庁舎に顔を出しているが、
この問題に関しては、議会事務局からも全く”音沙汰”が無かった。
いずれにしても、正確なところは週明けとなる。
その他、世界的なホテルチェーンが東海岸町にある更地に
事業展開の可能性を含んだ企業の会社案内を受け取るなど、
今回の佐口会も中身の濃~い、親睦会となった。