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今回の視察研修にはPCを持ち込まずiPadだけにした。既報の通り今日は、
東京ビッグサイトで開催されている、地方銀行フードセレクシォンに
出展者の一人として参加するため、ビックサイト入りしなければならず、
なるべく身軽で移動するためである。そんなこんな、これから小松空港から羽田へ向う。また、
今朝はビッグサイトには金沢市から、日本ストーリーデザイン大賞に関係する
古川光男氏(マザーズ)が同行する。古川氏は地元金沢市に誘致する考えの、
透明デジタルサイネージの検証とPR効果について現地にてリサーチするようだ。さて話しを、
「日本ストーリーデザイン大賞」の応募趣旨について戻そう。
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ー現在、ジャパニメーション」と呼ばれるアニメ作品を筆頭に、いまや
世界中にファンを持つ日本の文化コンテンツ。だが、その評価の中に、
「キャラクター重視の傾向があまりに強過ぎて、
物語性に欠ける」というものが多いということも、避けては通れない事実だ。
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そんな評価を覆すべく、魅力あるコンテンツ作りの根幹となる
「ストーリー創作」に特化した公募が、今年、初めて開催される。実行委員長(村山)は、
「応 募作品は、文章や漫画、演出、あるいはプログラミングなどの
特定の表現技法に縛られず、ストーリーのみで勝負できる『あらすじ』の形で募集します。
実社会 では実現できない夢や理想を、『物語』のなかに詰め込んでほしい。
とにかく、『なんでもあり!』のアイデア募集と考えていただいて構いません。
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文才に自信 がない方でも、4000字の中にアイデアを放り込んでいただければ、後は
控えているプロフェッショナルたちが、ドラマにマンガ、小説に演劇、ゲームと、
い ろんな形にして、魅力ある婚点として成立させていくことをお約束します」
この公募は、自治体と共同開催で行なわれる。第1回は、静岡県熱海市。
「熱 海といえば『金色夜叉』ですが、実はそれ以降、良い文学はこの地から生まれていない。
この公募では、『平成の金色夜叉』及び『脱・金色夜叉』を掲げて、
熱 海市を舞台とした全く新しい切り口のストーリー創出を目指したい。
歴史的な名作を意識しながらも、その向こうにある新しいものを生み出そうとすることで、
美しい熱海という街をもう一度見てもらいたい。それは、大きな開催目的の一つです」
幅広い年齢層の市場を獲得し、地域振興事業を創造する。
そのための方策にもなり得る公募だということだ。で すから、第一回目の今回は、
町おこしが急務となっている地方の、公務員の方にどんどん応募していただきたいですね。
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あなたならどうする? を詰め込んでいただいて、
町おこしに関するアイデア創出の、腕試しをしてみていただきたい。
この公募の結果を見ることで、1人の人間のアイデアが、ひとつの町を変えていく
様子を目にすることが出来るはず。ぜひとも御注目いただきたい」
場所:金沢市マンテンホテルにて