今日午後、
「熱海マリーナ」を訪問する。
事務所のテーブルに、
先客の姿が見えたので、
小林常男氏の愛用が定着した、
２種類の黒にんにく（丸とむき身）を奥方に差し出し、
同行した”愛犬ふ～”と、
マリーナ周辺から小山公園を一周してから、
丸一ヶ月以上ご無沙汰だった
途中経過をザックリと大づかみで説明し、
ーん～。食べやすいな。むき身はーと、
喜ぶ姿を記録に撮り、
「来宮神社」奉賛会の伊勢神宮参拝の行程を収録した、
デジカメ画面を再生して見せる。
今日訪問したのは、
ご機嫌伺いだけでなく、
世界的な景気減速の波が、
”マリーナ”にも押し寄せているかについて、
ズバリ切り出すことにあった。
今朝の新聞には、
国土交通省が発表した、
今年１０月１日時点の
全国主要都市の地価動向報告が掲載されていたが、
日経を抜粋すれば、
調査対象の１５０地点のうち、
３カ月前の７月１日に比べ
下落したのは１２８地点に上り８５％を占め、
７月時点の前回調査で１３地点あった上昇が姿を消したようで、
景気後退による地価下落が鮮明になり、
国交省地価調査課では、
「地価は上昇の鈍化から下落傾向に移った」と警戒しており、
おまけに、株価が８，０００円割れし、
不動産価値も下落したとなれば、
クルーザーを所有するセレブにとっても、
そう頻繁にはマリーナを利用できないはずとの、
質問に小林氏は、
ー確かに、あのトヨタでさえ大幅な減益が発表された。
マスコミも一斉に経済の冷え込みを報道しており、
”うち”にも影響がないと言えばウソになるーと、腕を組んだが、
ー今の時代借金を抱え込んでいないトコロが勝ちで、
私のところは景気が回復するまで”ジッとしているだけだよーと、笑顔を見せ、
作業所で働く従業員の姿や、
小林氏の顔色からは、
熱海マリーナの
”危機管理体制”は万全だと推測できた。
上多賀下多賀、和田木と、
南熱海にある来宮神社系列神社の奉賛会の方々も、
伊勢神宮参拝に参加したと、
共通の名前を上げ、
三重県志摩半島南端英虞湾に浮かぶ賢島の
ホテル「宝生苑」から朝日を撮ったカット等を見て頂いた。
（新穀感謝祭式典を待つ来宮神社奉賛会の皆さん）
会ってしまえば、毎日、
顔を合わせていた気分になるから不思議だねと、
いつものように、
車まで見送って頂いた小林氏に軽口を飛ばし、
助手席で待ちくたびれていた
”愛犬ふ～”と事務所に戻る。
明日は午後２時から
来宮神社の新穀感謝際が斎行される。
直会では、
雨宮宮司を囲んで、
伊勢神宮参拝の反省会も兼ね、
参拝に同席した「松尾護」氏（松尾農場）が、
自慢の縄で捕獲した猪肉を用意、
”しし鍋料理”を振舞うとの前ふりもあり、
楽しみな一日となりそうである。
