今夜も熱海温泉最大の集客イベント海上花火大会が闇夜を彩った。
今夏第5弾目の打ち上げ花火である。毎回
主催者発表では2万人強の人出がカウントされている。ただ、
この花火大会も近隣市町村からの見物客が多数を占め、
旅館・ホテルや会場内の飲食店以外の
市内の飲食店や商店街への経済波及が全く期待できず、
見物客は花火が終われば一直線に駅に戻る。散らかったゴミ処理問題や
回数を含めて賛否両論、意見の分かれるところでもある。小生も以前、
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議会にて開催時間や熱海駅から藤沢通りを
会場(海岸)に抜けるルートを遮断して、咲見町商店街から
銀座通りを経由して商店や飲食店の活性化を唱えた。つまり、
熱海駅を利用する見物客の財布の紐が緩む仕組みを作れないか質してきた。
しかし、当局の答えは現状維持のまま今に至っている。また、
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昨年9月議会で小生が当局から、
飲食団体を通した民間の施設使用許可を得た「サンデッキ」は、まさに、
花火の前のイベント広場としては格好の場所でもあり
管理責任者の知恵が試されるところでもある。今後の
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熱海の花火大会の開催は、今月が21日(日)24日(水)27日(土)。
9月19日(月)、10月1日(土)と続き、12月冬の花火は、
4日(日)11日(日)23日(金)の8回が予定されている。
一回平均2万人として8回、
単純計算して16万人の見物客が試算出来るのである。何とか、
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この人だかりを銀座通りや浜町、或は
渚町の飲食街に滞留させる仕組みが急げないのか。
この課題については、来る28日(日)に第2日目の、
熱海方式の事業仕分け対象10事業の中に、
花火大会開催補助金2072万円と
関連団体への補助金3362万5000円が入っている。
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仕分け人10人のうち8人が市民であり、
市民目線で評価を行うという当局の方針のもと、
削減か増額か、市民の評価を注目し、
9月議会に向けた政調会での質疑課題としたい。さて、先ほど、
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午後8時30分過ぎ、桜井議会事務局長から電話が入った。
この時間に何かと思えば、訃報の知らせだった。先日、
くも膜下で倒れ容態が危ぶまれていた
村田正幸氏(熱海商工会議所専務・元熱海市民課長)が、
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願い空しく不帰の客となった知らせだった。故人の市民課長時代には
環境問題等の専門家として多くの知識を学ばせて頂いた。
合掌。