熱海温泉浮沈のカギは、齊藤市長の決断力にあり!

今夜午後6時より貫一ホテルにて、熱海市内中部地区連合町内会の
総会が開催され、県議と小生を含めた市議会議員4名が懇親会に出席する。席上、
各町内会長さんの座席を挨拶回りにお邪魔すれば、
ー熱海温泉の景気を何とかして欲しいー。と、出てくる声はため息ばかり。



東日本大震災の影響による計画停電を機に、絶不調の熱海温泉。
それでも連休の前半だけは、予約件数もソコソコのようだが、
全体的には昨年同月対比で激減が予測されており、かつて、

100万ドルの夜景を誇った、熱海の夜景は今は昔である。それどころか、
夜の繁華街のネオンも消え、昼の商店街のシャッター通りと合わせ、
とても、観光地としての体を為しているとは思えない。に、しても、
大震災を機に、自宅待機や解雇が相次ぎ、絶望感が市内全体を支配している。

また、真偽の程は定かでないが、昨夜あたりから
予てから噂されていた老舗大手ホテルと某ホテルチェーンの婚姻説が
実しやかに流れている。このままの状態が続けば、
夏から年末にかけて数軒のホテル・旅館の身売りや倒産の連鎖が懸念される。

明日午後3時より、齊藤市長が庁舎に我々議員を招集して、
緊急経済対策について話し合いの場を作ったが、
どのような施策を打ち出してくるのか、気になる所だが
瀬戸際財政の基本は、行政のムダを排除して、
熱海温泉にお客を呼ぶ」施策を早急に実施する事で全てである。

財政再建団体となって全国区となった北海道夕張市。今度の市長選では、
30歳の都職員が当選した。石原東京都知事のコメントはわかりやすく、
ー空いてる市営住宅を無料で開放して、人を集めろーである。
少子高齢化と過疎化を看過して再生したまちは皆無である。そして、

選挙を通して訴えてきた、19億5千万円の庁舎建設分庁化計画である。
この市単独事業を棚上げすることで、
建設基金6億5千万円を、観光客や定住人口増加策を打ち出せるか、或は、
公共事業依存型業界の圧力に屈して強行するのか、

熱海市の命運は、齊藤市長に委ねられている。さて、

開催が危ぶまれていた、熱海観光祭(来宮神社例大祭)こがし祭りだが、
開催に向けて動き出した。詳細は明日掲載したい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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