昨日のブログでも触れたが、東日本大震災が引き起こした計画停電パニック。
客足が途絶えたまま、お手上げ状態が続く熱海温泉。ただでさえ、
客足が途絶え息も絶え絶え状態だったところに、ガツーン、と、停電の一撃。
天災は非常である。水に落ちた犬を叩くがごとく、熱海温泉を完膚なきまでに叩きのめす。おっと、
こんな時こそ、我らがリーダー首長の出番である。リーダーシップを発揮し、
アピールできる最大のチャンスをどう、活かすのか。最大の経済的ピンチに待ったはない。
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そんな折先ず、市議会から2会派が動いた。今日午後、自公系議員8名が
緊急経済対策の早期実施についての申入書を市長に提出したのである。内容は、
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がんばろう熱海クーポン(商工会議所)への資金援助と
融資が受けられない個人業者へのつなぎ資金融資制度の確立と
緊急的融資の実施について求めるもので、昨日の地元紙と同内容だった。また、
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宿泊施設に対しては”団体旅行促進事業補助”を求めている。内訳は
◎宿泊客が15人以上であれば、宿泊者数に500円を乗じた額で、10万円を限度とし、
201人以上であれば一律10000万円を補助。ただし、個人では
周知徹底できないとして、エージェントを対象としている。
単年度分の予算額として3200万円、予算内訳を6000人(6000団体)に
営業宣伝費200万円を上乗せした、合計3200万円。その他、
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”団体旅行紹介事業補助”として、紹介者が
熱海市民及び熱海出身者と限定した上で、宿泊人数を20人以上とし、
20人1セットで15000円分の市内限定クーポン券を紹介奨励として贈呈する。ただし、
5セット75000円を限度としている。この予算規模は単年度で1700万円。
これらの団体補助事業で宿泊効果を20000人と見込んでおり、
管理機関は市内の各旅館組合とし、申請方法は
全国大会開催事業補助金交付要項を参考に制定、期間は
再来月6月1日より平成25年3月31日までとすることなど、盛り込んである。もし、
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もし、ですよ、単独会派の小生が緊急経済対策を提言するとして、
この非常時だからこそ、
海上花火大会”の連続開催と”音楽イベント”(J-pop&K-pop)を進めたい。
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被災地支援、熱海温泉チャリティイベントなら、費用は少額で、多くの賛同者を募れ、
自宅待機している旅館ホテル従事者の雇用機会も増えると、皮算用しているのだが。