熱海市議会
3月定例会本会議(3日目)は、
昨日の引き続いて
午前9時30分から開会し、
田中、大山、梅原、金子、井沢等
各派代表議員による、
議案に対する質疑が行われた。
熱海市が、
借金まみれの末、
自治体が破産するかどうかという、
瀬戸際にあるという、
緊張感は薄く、
”ハコ物”(中央保育園、新庁舎建設、観光施設、渚北地区再開発等々)に対する、
駆け引き論議に
集中した感が強く残った。
さて、
小生が通告書した案件に、
前置きを加えた、
壇上での能書きを並べさせて頂く。
その中から、
熱海市が今抱えている、
諸問題と、
当局側の対応を見据えて、
市有財産を売却しなければならない
”事情”についてご理解頂ければ幸いである。
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熱海市政調査会「村山憲三」でございます。
ただ今から
今定例会に上程されました
「議案」並びに
関連する一般質問をさせて頂きます。
昨年の今頃は3月議会も閉会し、
統一地方選挙“前哨戦”真っ只中でございました。
新市長さんが誕生し、
熱海再生に期待する多くの市民が、
市議会の世代交代にも
夢を託した時期でもありました。
あれから一年、
市民が望む熱海市に再生したのでしょうか。
少なくても私は、
付託を受けた役割と責任の重さを受け止め、「
熱海の再生」を成し遂げたいという信念の元、
壇上に上らせて頂いています。
午前中、
複数の同僚議員からも
関連した質問がございましたが、
別の観点に立って前置と致しますが、
先日、
広報あたみ3月号が
「あたみ健康ニュース」とともに全戸配布されました。
ご案内のとおり、
そこには、
熱海市の平均寿命と
ガンによる死亡率に関する特集が掲載されていました。
その統計によれば、
男女とも“ガン”の死亡率が、
静岡県で最下位にランクされ、
全国的にも低いというショッキングなデーターが羅列されていました。
人口十万人に対してのガン死亡率は
全国平均と静岡県の全市町村と比較しても、
熱海市は倍近い
“400,3人”と突出しており、
「脳血管疾患」や「心疾患」の死亡率でも
全国平均や静岡県に比べて高いことが、
平成17年度の
厚生労働省人口動態統計によって記されており、
熱海を愛する市民の一人としては、
この不名誉な数字を
鵜呑みにしているわけではございませんが、
風光明媚、
眺望絶景が売りの観光温泉都市「熱海」の
健康的なイメージが
一瞬にして崩れたのは「私」だけだったのでしょうか。
(つづく)