今朝は、愛犬ふ〜と定番コース(山の手散歩)を終えた後、事務所にて
会津・米沢市視察研修の書類を整理する。書類の中には、
金子芳正副議長から、行きの東北新幹線で譲って頂いた週刊ポストも混じっていた。
その週刊誌を何気なくパラパラッとめくっていたら、脳学者の
茂木健一郎さんの脳のトリセツなるコラムに釘付けとなる。それは、
覚悟の生命力というタイトルだった。読んでいるうちに、
自分に重なるところが多々あり、昨日、64歳の壁を越えたばかりの、
今後の人生に勇気と指針を与えてくれる内要だった。抜粋してご紹介すると、
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ある無農薬栽培を成功させた方を観察したもので、その方の笑顔は、
明るさと周囲に勇気を与え、笑い声も印象的である。その明るさが、
底知れない恐怖と絶望を経験した末であると分析し、明るさの秘密について、
それは、自分の置かれた境遇、運命から逃れずに
それを引き受ける覚悟の中にあると指摘している。また、人間の脳には、
身体や周囲の環境と密接に結びついて機能を果たしており、どんなに
自分の身体がきにくわなくても、置かれた環境を拒絶している間は
自分の能力を発揮することはできないし、自分に課せられた条件を、これ以外に
生きる道はない。潔く受け入れることで、
マイナスをプラスにかえるエネルギーを得ることができる。と、
逆境をプラスのエネルギーに変える脳のメカニズムについて書いていた。
笑顔がいかに生命力、エネルギーの源となるか、大いに参考となった。さて、
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エッセイをクリップした後、庁舎に入る。議会事務局にて、
12月議会に向けた案件資料を担当職員を通じてお願いしたり、選管職員からは、
討議資料の配布に関する制約等の指導を仰いだ。
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そう云えば、今日から市長を始め、
議長や観光福祉委員長等一行は姉妹都市である、中国・珠海市への
友好都市訪問の旅(3泊4日)へと飛び立ったのである。
丁度今時間(午後7時30)には、マカオ空港に到着する頃だが、特に議長は
会津・米沢市からの視察研修から一日置いての海外視察となり、
公務とはいえ、今月に入ってからの多忙なスケジュールから推測すれば、当然中国では、
各プロモーション先や人民政府との慣れない会食やカンペ〜の嵐が待ち構えており、
参加者の皆さんには体調を崩さずに、いい、土産話を持ち帰ってくることを期待したい。で、
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会津・米沢地域観光圏についての現地を視察した感想だが、
上杉鷹山をテーマにしたNHK大河ドラマの舞台や白虎隊等の歴史的背景を追い風として
観光入り込み数では、放映された年では約100万人近くも増加しているものの、
宿泊数については、通過型が増えて滞在型が減っており、また、
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範囲が広域に股がっている分、他市町との調整に時間がかかり、その他、
助成金に対する成果についての、国からの突き上げ等厳しいものがあり、
広域観光の難しさも浮き彫りとなった。(つづく)