熱海市議会12月定例会での、
「建設公営企業委員会」が、
今朝10時より、
熱海市役所5階第一会議室で開かれた。
審査案件のうち、
熱海市一般会計と、
水道事業会計の各補正予算案は
”原案可決”され、
熱海市の温泉料金20%値上げを含む、
温泉条例の一部を改正する条例は、
・条例の改正と
・加入金については、
原案通り可決され、
温泉料金の”20%値上げ”に関しては、
委員から修正案が出され、
最終的に、
”18%”値上げが
全会一致で決まり、
原案通り可決された。
温泉の恩恵を
収入の一端としている、
「温泉施設」にとっては、
温泉料金プラス入党税という代償もあり、
値上げには難色を示していたものの、
過去25年間もの間、
値上げをしてこなかったことや、
老朽管や腐食管等の対応など、
熱海市の値上げの言い分にも、
一定の理解を示しているようだが、
早ければ来年には、
料金再値上げが避けられず、
これまで以上に、
職員の人件費を含む、
コストカットへの早期着手など、
行政改革断行なくして、
財政健全化への道はなく、
斉藤市政の掲げた公約の、
”路線変更”は許されない状況となってきた。
値上げに賛成した中で、
熱海市の温泉を利用する議員さんが
何人いるかは推測の域を出ないが、
さて、
温泉の恩恵にありつきながらも、
値上げに難色を示してきた、
小生としては、
値上げをしてもいいが、
”市営の温泉施設”の建設や、
あるいは、
来遊客も利用可能な、
各宿泊施設の温泉利用が可能な、
入浴料金「300円」程度の、
「共通利用券」を発行し、
市民や来遊客のコミュニケーションをはかり、
まちなかの、
”飲食店”や”地場製品”などの情報提供の場として
活用するなど、
温泉利用した”ソフト面”への対応が、
全くなされておらず、
ただ、
過去の清算を
市民に押し付けるという、
熱海市の手法は、
財政破綻への急坂に
アクセルを踏んでいるようなもので、
温泉を利用して、
収益を上げ、
市民サービスを充実させるという、
創意も工夫も感じられず、
平成23年までに、
財政黒字宣言をしている、
「斉藤」市政への
公約の信憑性に赤ランプが点灯している。と、
議員の一人として、
敢えて苦言を呈したい。
さて、
苦言といえば、
本会議での、
小生の登壇での前置きと、
質疑に対する
当局からの回答を比較して、
斉藤市政に、
そこまで期待できるのか、
様々な観点から斟酌して頂きたいものである。
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12月本会議「憲三」登壇前置き続き
さて私事で恐縮ですが、
「斉藤市長」の改革に期待し、
観光客や来遊客の
新規開拓や掘り起こしを目指して、
この一年間、
努力をさせて頂いた「議員」の一人として、
もう少しだけ市長さんに対する
“苦言”とヒントを述べさせていただきます。
手前味噌を並べるわけではありませんが、
私は、昨年暮れの、
危機宣言を真摯に捉え、
芸妓置屋連合組合や
一部ホテル旅館協同組合の
協力を得て、
イベントによる“まちおこし”に取り組んでまいりました。
阿波踊りや
新しい客層である
若者たちをターゲットに
「野外音楽コンサート」を成功させ、
3日間トータル3万人という数字は、
“野外イベントによるまちおこし”が
夢ではないことを実証し、
今後の、
誘客戦略を切り開いたものとして自負しております。
(つづく)