熱海市議会9月定例会に向けた各事前委員会のうち、小生所属は、
建設公営委員会(常任)と広域行政推進特別委員会(特別)の2委員会。今日は、
広域行政推進特別委員会(佐藤元昭委員長)が、昨日は、
建設公営委員会(小生委員長)が開催された。小生所属の各委員会には、
補欠で当選して来た二人の新人議員さんがそれぞれ顔見せした。
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鎌田武敏氏(民主・市民クラブ)と蛭川麻季子氏(自民党あつみ会)のお二人は、
前記各委員会ともオブザーバー参加だったが、指名されると、
臆することなく政党所属議員の枠を超える闊達な意見を展開し、大物の片鱗を伺わせた。無論、
新人議員であり、内容的にはやや荒削りな部分も見え隠れしていたが、
それを割り引いても、資質の豊かさや、やる気度を当局側や我々同僚議員にも伺わせて、
そつのないほぼ満点の議会デビューを果たした。また、
この新人同僚議員さん等の定例会における、通告案件に注目したい。注目と云えば、
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静岡県議会補欠選挙に関してだが、
10月24日の投票日を前に行われた立候補予定者説明会(昨日)には、
橋本一実氏(民主党)の陣営のみが出席し、
田島秀雄氏を立てて市長選を戦った自民党からは今のところ音沙汰なく、
補欠、本戦を含め、今回も県議選連続無投票の可能性は大である。
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小生所属の委員会だが、昨日の「建設公営委員会」では、委員のひとりから、
財政上の理由から凍結宣言していた、渚再開発について質問が飛び出した。
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指名された、斎藤市長からは、
ーいつからとは云えないが、防災上の観点からも、
渚町の再開発は必要であるー、との、見解を示した。これに関連して、これまで、
市街地再開発準備組合に対する補助金が、
平成20年度と21年度にそれぞれ、150万円が割り当てられており、
この補助金に関連する質問も上がった。小生も、これまで
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準備委員会の名簿や決算書の提出を求めてきた。この要求の主旨は、過去に、
地域内の特定の受益者同士の意思不統一と内紛問題や
特定ゼネコンによるコンサルへの不透明な準備金の流れについて質しており、
凍結宣言した開発案件を引きずる、
準備委員会に対する補助金の必要性を疑問視して来た。ただ、
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市長が可能性を示唆したことで、寝ていた子を起こさないか、懸念される。それは、
開発予定区域内の住民を巻き込む利権闘争の再燃であり、他方、
観光立市熱海の夢のあるまちづくりには、渚地区の再開発は必要不可欠でもあり、
複雑な気持ちが錯綜するのだが、今定例会では、
同僚議員からも、渚再開発に関する関連質問が集中するはずであり、
斎藤市長のビジョンと決断力を期待しつつ、注目したい。