斎藤熱海市政2期目に向け、9月定例会への政調会始まる。

今日は午前9時から、熱海市庁舎5階会議室にて政調会があった。
斎藤熱海市長2期目が誕生して9日が経過したが、
休む間もなく、最初のハードルが待っている。第一の難関が、
熱海市議会9月定例会である。現在、

市議会の構成は、補欠当選組の2名を入れて17名(橋本氏は県議補選出馬の為辞職)。うち、
自民党あつみ会、爽心会、公明党各会派所属議員計12名は
市長選では対立候補の選対に名を連ねていた関係から、当然、反市長派と目され、
これら多数派会派議員との議会対策をどう、クリアしていくのか、
小生ならずとも、多くの熱海市民が注目するところである。さて、

熱海市政調査会(小生の一人会派名)との政調会が始まり、
斎藤市長とは久しぶりの対面となった。勝利したとはいえ、驕りは感じられず、
淡々と2期目への抱負を語って、隣りの会議室にて同時開催の、
民主党市民クラブ会派の政調会へと移動していった。




9月熱海市議会定例会案件は補正予算案件、条例案件、決算認定、
専決処分等々、報告案件まで入れて17案件と諮問案件1件の計18案件が上程される。

上記提出案件のうち、一般会計補正予算の中から健康と子育て、
生活保護に基づく一般事務費、大型客船の寄港及び歓迎に要する経費等に関して、
過去3年間の比較データーの提出をお願いする。政調会では質問を省いたが

国際交流経費、珠海市友好都市交流訪問経費や、
澤田政綱記念美術館の管理運営費に関連して、家賃に関する質疑等も、
過去において、質してきた資料を参考として、
通告案件締め切りまでには、当局側の考えを引き出す作業が残っている。
なにせ、一人会派の質問時間は僅か40分。これまでは毎回、
フラストレーションが残ったのだが、6月議会から

議会登壇時の質問形式にヒネリを加えて、制限時間を有効活用するためにも、
通告案件に多く提出しつつ、当局側と問題意識を共有できるよう、
試行錯誤を繰り返しながらも努力を続けている。また、

過日のブログの中で、県会議員補欠選挙を単独で実施すれば、
約1700万円の経費(県費)がかかると、記載したところ、
その中身について質問が寄せられていた。今日の政調会では、
正確な数字が提示されたので、改めて計上したい。この項目は、

一般会計補正予算総務費の中で専決処分として、補正額19,516,000円が、
県委託金、執行経費として計上されている。内訳は、

ー報酬2,011,000円、職員手当2,070,000円、賃金517,000円、
報償費5,576,000円、旅費77,000円、需用費2,004,000円、役務費2,385,000円、
委託料2,981,000円、使用料及び賃貸料395,000円、備品購入費1,500,000円ー

県費と云えども、間接的には我々の税金である。関心ある市民の多くが、
市長選、県議補選、市議補選と、同日選挙を実施していれば・・・。
少しでも無駄が省けた。との意見も、事実、耳にしていたので、報告する。この他、

公営企業経営の健全化と資金不足比率基準の算定方法や、
市税決算額と交付税。退職手当債について等、桜井副市長からレクチャーを受ける。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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