熱海市が毎月発表する、
「入湯税別課税人員」だが、
5月分の取りまとめでは、
ホテル・旅館、寮・保養所あわせ、
”21万1千人”.
税額で”3170万円”と、
入湯税で見る限りの、
宿泊客と日帰り来遊者の入り込み状況の、
その内訳だが、
泊り客は”16万人で
休憩客は”3千人”となっている。
ただ、ここにきて、
寮・保養所が宿泊、休憩とも増加しており、
税額で700万円と貢献した。
入湯税は、
各施設の自己申告の形で、
不交付団体である熱海市の、
「目的税」として、
各施設から収められているが、
施設数の減少と共に、
年々減少傾向を辿っており、
基幹産業の不振や、
先行きへの絶望感がにじむ
”入湯税月別課税人員”減少が
数字的に顕著となっており、
熱海市の
”財政危機”がより一層、
真実味を帯びてきているといっても、
決して過言ではないのではないか。
斉藤市長肝いりの、
「観光戦略室」の
早期本格的始動が待たれる所以である。
こうした数字が地元紙の、
トップを飾った昨日、
市役所の駐車場に車を停めると。
役所の駐車場係りを、
かれこれ”27年”もの間勤め、
名物案内人としても知られる、
「松井」警備員さんが、
ー今年はここ(役所の有料駐車場)も、
去年に比べガラガラですよーと、
熱海市から、
人離れの続く現状に不安感を募らせ、
2層式の市営駐車場を指す。
市営駐車場全体を、
小生の控え室からデジカメで収めたのだが、
ご覧の通り、
ガラ~ンとした状況が続き、
松井警備員さんの
ため息交じりで吐いた、
ー熱海はこれからどうなるんでしょうーという、
不安感を
杞憂で終わらせるためにも、
是非とも、
「熱海発。野外コンサート」を成功させ、
通年イベントとして、
熱海市に対する、
経済波及効果に貢献しなければならない
またこの日の午後、
コンサート会場である、
熱海観光港芝生広場を、
愛犬ふ~と歩くと、
熱海市の協力により、
会場が着々と整備され、
鬱蒼と生い茂っていた、
雑草の類が、
造園屋さんの手によって、
きれいに刈り取られていた。
また、
午後5時近くになって、
熱海市みどり農水課の、
担当課長さんから、
ーコンサート会場の使用許可が下りましたーとの、
一報が、
直接小生に入ったのである。
市有地貸し出しには、
財政と管理する担当課による、
使用目的や、
その他多くの条件をクリアーしなければならないのだが、
今回は担当職員による、
細部に至る助力が功を奏し、
芸妓と音楽の、
コラボレーションによる、
「パワーオブアタミックス’07」開催へ、
一歩前進したのである。