斉藤市長の伊豆山土石流被災に関する考え方。(熱海市議会臨時会)

熱海市議会臨時会における、

斉藤市長による、
伊豆山土石流流出事故に関する説明より、

・・・・

伊豆山土石流で流出した、
堆積土砂についてであります。

最初に、

仮置き土量の総量でございますが、
約32,000㎥であります。

また、
仮置場毎の数量でありますが、
先ず
旧小嵐中学校跡地には、約17,000㎥、
熱海港芝生広場は約14,000㎥、
大黒崎の旧清掃工場跡地には1,000㎥となっております。

また、

堆積土砂の処分につきましては、
フッ素
土壌汚染対策法による
土壌溶出量基準値を超えていたため、

静岡県において「汚染土砂」とされ、
全量を
管理型最終処分場へ搬出し
処分するという方法を考えておりましたが、
今回、

県から海中には、
当該基準値を上回る水準でフッ素が
自然存在することから、

伊豆山堆積土砂を有効活用し、
親水公園の
第4工区の埋立材として
利用することなど
仮置き場にて土砂とガレキに分類し、
土砂を
資源として有効活用する方策
検討しているところであります。

その2の、
工事の発注における
市内事業者への配慮についてでありますが、
先ほども申し上げましたとおり、
市内事業者の協力は
欠かせないものと思っておりますので、
請負者に対しましては
市内業者への発注に
協力をお願いしていきたいと考えております。

また、

自治法、市条例に基づく
議決事件についてでありますが、
本件につきましては
議決事件となると認識しております。

その3の

土砂の仮置き場の
原状復旧についてでありますが、

堆積土砂排除事業におきましては、
土砂の排除工事による
損傷等について
原状復旧が原則であると認識しております。

つきましては、
今回使用した仮置場につきましても

土砂の処分後は、
引き続き原状復旧工事
当たって参りたいと考えております。

また、
今回の予算に関しましては
今年度中での
完了を予定しております。

その4の

旧小嵐中跡地までの運搬経路における
バス等の調整についてでありますが、
これまでの
土砂の搬入におきましても
地元の皆様には色々と
ご迷惑をおかけしたところがございます。

【時間により終了】

 

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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