昨日掲載した、
令和2年度の
熱海市技能功労者、
12名の内
4名が女性でした。
中でも、
熱海の文化として、
発信力のある、
熱海芸妓衆の中から、
阿部登志子（芸妓５３年、置屋・清春）、
永田関美（芸妓４４年、置屋・山月）、
花木さち子（芸妓３５年・分寿大吉）の
お三方が選ばれました。
近年、
熱海芸妓衆は、
コンパニオンに押され、
また、
今年に入り、
新型コロナウイルス
感染拡大の影響によって、
お座敷数の激減や、
若手芸妓さんの確保が
困難になる中、
熱海見番を舞台に
華の舞等の伝統文化を
広く、
観光客を対象に守り続ける、
上記、
関係者の皆さんには
敬意を評します。
また、
芸妓置屋・山月の女将、
永田関美（芸妓44年）は、
月一親睦会のメンバーでもあり、
第一回熱海国際映画祭にノミネートし、
招待作品として出品した、
日韓合作映画
「熱海のやまぼうし」では、
実子で山月後継者の、
売れっ子芸妓「小夏」さん共々、
故・梅宮辰夫さんと、
共演して頂くなど、
お世話になっただけに、
今回、
永田さんが、
熱海市技能功労者に選ばれたことに
心から祝福し、
ブログに記録させて頂きました。
