国会では、
既に退陣表明した
安倍さんの後継者が出揃い、
派閥の力学から言って、
どなたが、
次期
自民党総裁になるのか、
ほぼ
決まってしまいましたが、
熱海市では昨日、
9月定例会初日の本会議が開かれ、
斉藤市長による
上程議案の説明他、
監査委員報告等行われた後、
初日は、
午前中に閉会致しました。
それでは、
斉藤市長による、
上程議案説明を掲載致します。
・・・・・
今年の夏は梅雨明けが
8月まで長引き、
東海地方では
過去3番目に遅い記録となりました。
しかし、
その後は好天の真夏日、
猛暑日が続きました。
本来であれば、こ の時期は
多くの
観光客の皆様をお迎えし、
オール熱海で
おもてなしをして、熱海は
活気に満ち溢れているはずで す。
しかしながら、
新型コロナウイルス感染症への懸念 から、
旅行またはレジャーへの
国民全体の意識が
例年のように高まることは難しく、
熱海市が本来の輝きを
見せ られないでいることは、
本当に口惜しいかぎりでありま す。
新型コロナウイルス感染症は、
これまでの災害とは異 なり、
見通しのつかない期間、
全国すべての地域で
人の 移動の抑制が
求められるという点で、
特に
観光を主産業 としている
自治体にとって、
最も相性の悪いものと認識 しております。
そして、
改めて申し上げるまでもありませんが、
熱海市は
観光客の皆様をお迎えすることで、
経済が回ってい く
自治体であります。
このため、この夏は、
市民そして観光客の皆様等への
新型コロナウイルス
感染症感染予防対策を
最大限に施し たうえで、
海水浴場の開設や、
海上花火大会の再開など を、
関係団体の
ご協力を得ながら行ってまいりました。
おかげさまで、
例年の来場者数には及ばないものの、
大 きな混乱やトラブルがなく
実施できたものと考えており ます。
今後は、
従来の事業等を
継続実施するだけでなく、
ワーケーション等の新しい生活・
旅行様式に対応できる
施策の種も
撒いていかなければならないと考えております。
今後とも、
市民及び観光客等の皆様の
安全を守るための
感染症対策と社会経済活動の
両立を目指してまいりま すが、
その両立には、
大きな
財政負担を伴うだけでなく、
市民、関係団体そして
議会の皆様と
一丸となった対応が
不可欠と認識しております。
こんにち今日の難局を乗り越え、
将来の希望につながる施策を
国の制度も利用しながら
推進して参りたいと考えており ますので、
議員皆様の
ご理解とご協力を
よろしくお願い 申し上げます。
(つづく)