今月25日に、
熱海市が公表した
先々月10月の
宿泊旅行統計調査、つまり、
入湯税ベースでは、
市内の延べ宿泊者数は
21万5017人ということで、
前年同期の
26万4085人に比較して、
約20%の
減少をみせましたが、これは、
台風19号の影響によるもので、
一部地域の断水などで、
宿泊キャンセルが
続出したことが
原因と見られています。
また、
今年月から10月末までに、
累計宿泊者数が
258万3350人となったことから
11月、12月とも
前年を上回る
宿泊客がカウントされており、
早くも、
5年連続で宿泊数の
300万人を超えるのは、
確実となっています。
ただ、
宿泊数300万人超えも、
市内大手の
宿泊施設法人の多くが、
首都圏にあることや、
非正規雇用者が多いこともあって、
法人税等の税収が上がらず、
市内経済への
波及効果は薄く、熱海市の
経済振興施策に対する、
効率的な
対応が不可欠であり、かつ、
市有地の積極的な利活用が
求められています。