GWで大賑わいの熱海温泉。
熱海駅周辺から銀座町、
親水公園に至るまで
人人人の波が続きました。
大げさではありませんが、
熱海駅を起点として、
県道周辺の歩道を歩く人の流れは
まるで、
川のようにでありました。
お陰さまで、
熱海駅に近いロケーションにある
小生の飲食店にも
その流れの恩恵がありました。
創業以来35年のラーメン屋ですが、
ありがたいことですが、
盆と正月を
合わせて稼いだような盛況で、
小生も
皿洗いをしながら、
一見客の
お相手をさせて頂くなど、
へとへとになりながらも、
楽しく実のあるGWを
過ごしています。
ただ、
この盛況が
税収に結びつかないのが
この街の哀しいところです。
それは、
熱海市が
日本の縮図と云われる程、
少子高齢化が加速しているからです。
実に人口の約半分の48%が、
65歳以上の高齢者であり、
生産性の少ない人口動態と、
老朽化する
公共インフラと合わせ、
熱海市の財政は、
”緊急赤字財政宣言”状態にあります。
熱海市から
旅館やホテル、芸者さんが消えたら
何が残るのか。
一見観光客や宿泊客で賑わう、
観光立市「熱海」とは別の側面が、
今、
前記の問題の他に、
要支援•要介護認定高齢者3000人に対する、
医療と高齢者福祉、
介護サービスに対する問題を含めて、
切実な問題として
市民の前に
立ちはだかっています。
この問題は避けて通れず、
今後は、
市長はもとより、
職員を含めて、
今回の選挙で選ばれた、
小生を始めとした、
市議会議員の責任は
大きいと思いますのです。