髙橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝”わが人生”(86) ー小さな無駄を削りに削り、機械化を進めて薄利多売ー

今日は午後から、
横浜まで東海道線で出張する。

中区(桜木町)で
情報機器を販売する会社を
表敬訪問した後、
みなとみらいにある、
大塚家具ショールームまで、
足を延ばす予定である。

さて、

神奈川新聞連載された

髙橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝、
”わが人生”の
ブログ版その(86)話である。

////

ー逆光や色かぶりの写真は
全体の5%ほどありました。

こうした写真は
オペレーターが見つけ出し、
補正をして焼き直していました。

光量を調整するなどして、
目で見たときの状態に、
できるだけ近づけるのです。

フィルムの時代は、
どこのDPE店でも
この補正作業を行なっていました。

補正をしないと、
お客さまが
満足できる写真になりません。

補正しても酷い場合は
お渡しできず廃棄しますから、

例えば

24枚プリントしても
23枚分しか
プリント代を頂けないことになります。

写真DPEは“賃商売”です。

プリント一枚から得られる利益は
数十銭という薄利です。

日本ジャンボーは、

大型機械で
大量に処理することで
小さな利益を積み上げる一方、

小さな無駄を削りに削って
少しずつ事業を発展させました。

(つづく)

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top