今日は午前10時30分より
第3庁舎第一会議室にて、
「土砂災害特別警戒区域」に
ついての説明会が行われた。
これは静岡県が区域指定し、
土砂災害の恐れのある
区域を選別し大雨時の避難情報等の
伝達方法や安全に避難する為の
避難場所・経路など、
警戒避難体制整備を急ぐもので、
今回は咲見町から山の手に
線引きされた地域住民を対象に
県の土木事務所企画検査課と
市の危機管理課が対応する。
丁度その時間は店を手伝うため、
危機管理課に電話を入れる。
既に管理課長が待機しており、
Googleの地図上に示された
赤マーク(土砂災害特別警戒区域)と
黄マーク(土砂災害警戒区域)の
線引き方法について質し、
今回出席できない旨を説明する。
その上で後日、
詳しい話しを聞くことにした。
熱海市のロケーションは、三方を
山に囲まれ山裾は駿河湾に入る。
景観を求めて多くのホテルや旅館、
リゾートマンション等は急傾斜地に
海に向って多く林立している。
また、熱海市内の海岸線は
海抜ゼロメートル地帯が広がり、
3:11以降、自然災害に対する
警戒感から県や市が危険区域の
線引きを急いでいる。ただ、
海から山からと地形上の観点から
黄色区域も黄色区域も50歩100歩で
線引きすればする程、
熱海市は危険な地形にあることを
露呈する事になり、その影響で
資産の目減り等も加速する。
如何に法の規制とはいえ、
区域指定の前に、当該地域の
市民の不満とどう向き合うのか、
市税(固定資産税)を食む
為政者の早期対応が不可欠となる。