~佐藤一斎さんからの伝言〜親子で読む言志四緑「おじいちゃんとぼく」

午前11時29分熱海駅発のこだま号に乗車する。
新幹線が小田原駅に着いた途端、前を走る
のぞみ226号が緊急停車のアナウンスが響いた。

そのうち徐々に白煙が立ち上るなど、消防や
救急車出動等の尋常ならざる緊張感に押し出され
新幹線を諦め、JR東海道線に乗り換え上京する。

今日は石森史郎氏(脚本家)やGWの孔氏他、
合流して打ち合わせがあったが、この事故で
約1時間30分遅れて神田末広町の夢空間に入る。

これから先の話をする前に、一昨日、

風間智氏(MBC・赤坂レーレズ)と来熱した、
西畑中道氏についてご紹介したい。西畑氏は

言志四緑、アニメ「おじいちゃんとぼく」の
制作委員会副委員長という肩書だった。

そのアニメのパンフに書かれた趣意書から、
初めて、”言志四緑”の意味と制作意図、そして

佐藤一斎なる儒学者についての一端を知る。

佐藤一斎は1772年生まれで、現岐阜県恵那市の
家老の次男として江戸で生まれ、1790年から
藩の家臣とし て幕府に仕えたのち、

井上四明、中井竹山から儒学を学び、
34歳で朱子学の宗家・林家の塾長となった。

徳川幕府の大学頭・林述斎とコンビを組み、
門下生の教育にあたった。また、幕府の
儒官でもあり、朱子学が専門だが陽明学まで及び、
儒学者の最高権威として崇められた。との詳細を、
ネット検索する。また、門下生は3000人と言われ、

一斎の弟子には、佐久間象山、山田方谷、
渡辺崋山、横井小楠が名を連ねている。また

孫弟子には勝海舟、坂本龍馬、吉田松 陰や
小林虎三郎などがいたことから、彼らを通して、

一斎の教えが幕末維新で新しい日本を作った
指導者たちに大きな影響を与えたようだ。その

佐藤一斎が残した伝言が、

物事の善悪や正邪が正しく判断でき、思いやり、
感謝、けじめ、礼儀規律等品格・品性を備え、

私利私欲を捨て他人や社会のため働く人が
多く育って欲しいとの、佐藤一斎のこころ、

すなわち”日本のこころ”を国内や海外へ
広く伝えるため、恵那市の

「特定非営利活動法人いわむら一斎塾」が

平成18年に絵本「おじいちゃんとぼく」を印刷し
恵那市の、小中学生全員に配布したことから、
アニメ制作へと繋がったと説明して頂いた。
西畑さん
チケット

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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