斎藤市長所信表明(1)

斎藤市政3期目の船出となる9月定例会が始まり、
月曜日締め切りとなる通告書提出にむけて、
今日と明日は、昨日来客中に対応した、

質疑案件の骨子に基づく所管課との調整を終え
その経過に基づいた再質問要項などに時間を割き、

今後4年間で、斎藤市長が掲げる新生熱海の
具現化促進に、ムダな血税を投入することなく、
側面から協力できるような質問と提案を用意して、
これまで同様、是々非々をモットーとして
通告書作成に気を使いたい。ということで先ず、

斎藤市長の所信表明を掲載して小生の質問内容と
比較検討して頂ければ幸いである。

・・・「新生熱海の実現」斎藤市長 ・・・

 ー今回の熱海市長選挙においては、二期8年の
齊藤市政の実績に対する評価と、今後4年間の
ビジョンに対する期待をいただき、
当選させていただいたものと感じております。

選挙結果を踏まえ、これまでの市政運営に
自信を持つと同時に、
市長としてその責任の重さに、
改めて身の引き締まる思いであります。なぜ、

海、山、温泉に恵まれ、首都圏に近接した
熱海市が、過去50年間にわたり、残念ながら
衰退の道を辿ってきたのか?私は、政治に

その要因があると考えています。そして、なぜ、
私が三度市長に選ばれたのか?私に対して、

「しがらみのない公平な政治を行ってほしい」という

市民の大きな期待があるからだと感じます。今後とも、
市民の皆様の期待に応えるべく、しがらみのない政治、
公平な政治を貫いてまいります。

 「齊藤市政の二期8年」

ー齊藤市政の二期8年をふり返れば、それは
新たな挑戦の連続でありました。

「財政危機宣言」を契機とした
市財政の徹底した情報公開に始まり、

「営業する市役所」を掲げた、行政による
メディア広報まで、これまでの熱海市役所の
常識を打ち破る施策に次々と取り組んでまいりました。

また、職員の給与削減や学校の統廃合など、
政治家として嫌われることも厭わず、決して逃げることなく、

市政の課題に真正面から取り組んでまいりました。
二期8年の間、来る日も来る日も
新たな課題との闘いでした。そしてこの8年間、

一日も休まずに闘い続けてまいりました。

一期目は「財政再建」が市政の最重要課題でした。
「財政危機宣言」をスタートに、「まず、

市役所自らが身を削る」の方針の下、
職員数や職員給与費の削減などを行った後、

各種公共料金の改正やゴミ処理の有料化など
市民の皆様に様々なご負担をしていただき、
市の財政再建に全力で取り組んでまいりました。

その結果、数十年来の市政の課題であった
新庁舎や新生熱海中学校などの
大型建設プロジェクトを完成させながら、同時に、

市民の皆さんの赤字である不良債務を8割以上減らし、
市民の皆さんの貯金である

基金残高を約25億円増やすことができました。なお、

本来条例に基づき支給する市長の退職手当につきましては、

まず、トップ自らが財政再建に取り組む意気込みや
不退転の覚悟を市民の皆様や職員に示す必要があることから、

一期目及び二期目においては例外的に、
受け取りを辞退するとともに、
市長給与の大幅な削減も行ってまいりました。

また、5年間にわたる行財政改革プランの終了した
平成24年度に、19年ぶりに

市長の給与月額を15%削減いたしました。二期8年で

市財政の健全化が大きく進み、
財政の危機的状況から脱したことから、三期目においては

通常どおり、市長の退職手当を受け取ることといたします。
市長

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top