熱海市役所に健康づくり課というセクションがある。先日。
同課が推進する「膝痛・腰痛を楽にする教室」について
地元紙(伊豆毎日)に記事が掲載されて興味をひいた。確かに、
小生も63歳を過ぎた頃から、膝に違和感が生じ始め、
愛犬ふ〜と毎日のように続けていた山の手散歩が苦痛となった。
上りはスイスイと軽い運びでも下りが膝に負担がかかり始め、
そうこう我慢して散歩を続けているうちに、痛みが走り出し
事務所近くの病院に慌てて駆け込んだことを思い出す。また、
膝痛初期の頃はTV通販から皇◯などを購入し、グロコサミンや
ヒアルロン酸を補給したのだが、トンと回復する事なく、
病院で治療を受けたのである。少しの間、ヒアルロン酸注射液を
膝に注入するなどして老化現象と闘ったが、結局は散歩を
平坦地に切り替え、筋力トレーニングを実践することと、都内で
化粧品やサプリメントを販売する会社社長の紹介で、
郷土釧路から誕生した、”とある栄養補助剤”を服用する事で、
今のところは痛みに打ち勝つ事が出来ていることから、新聞記事にある
膝痛や腰痛は、運動をする事で和らぐ方が多い。と、
熱海市が介護予防事業の一環として、自宅で運動できるよう、
実践を交えて学ぶ、「教室」開催の記事が目が止った。この教室
5回シリーズで、対象は65歳以上の人で、医師から
運動を制限されていない人。募集人数は20人。会場は
いきいきプラザ2階集検ホール。ただ、〆切が3日となっており、
既に満員の可能性も強い。また、介護予防の一次予防事業としての
膝痛・腰痛を楽にする教室についての背景について、
坂本健康づくり課長にお話を聞いているのでご案内したい。
◯背景
平成24年度新規に介護認定を受けた人は666人に上り、
過去最多となっている。その中で、筋力低下や関節疾患等
(廃用性・筋力低下・骨折・関節疾患・脊柱管狭窄症)に起因する人は
269人となり、全体の40.4%を占める。さらに、
平成24年の基本チェックリスト回答者8,526人のうち、
運動習慣がない人が約半数の4,391人で、そのうち66.8%が
膝痛・腰痛を抱えている。膝痛・腰痛があると
活動が制限されるため活動量が減り、筋力低下や
廃用性症候群を来しやすい。固まっている筋肉を伸ばし、
鍛えることで膝痛・腰痛の緩和・予防が期待できるため、
自分に合ったセルフケアの方法を学ぶ教室を実施する必要がある。(つづく)