熱海市は何故、旧岡本ホテル跡地を高値購入するのか!(米山秀夫議員の反対討論より)

波乱含みとなった熱海市議会2月定例会最終本会議は今日午前、
タイトルを含めて、当局上程議案全てが賛成多数で可決成立した。ただ、
今回は小生を始めとして4人の審議員が、議案第1号に関して反対した。
議案第1号(平成26年度熱海市一般会計予算)にノンを突きつけたのは、

米山、金子、梅原、小生の4人。反対理由は旧岡本ホテル跡地購入や
振興公社と観光協会合併に伴う補助金返還要求、起雲閣の指定管理経費に、
改訂される消費税増税に関する諸問題、マリンスパの指定管理料等。

各委員長報告の後小生と米山議員が反対討論に立った。では米山議員と
小生の反対討論を掲載して問題提起としたい。ーただ今から公明党の

米山秀夫が議案第1号について反対討論を行います。反対する理由は4点。

旧岡本ホテル跡地取得経費3億9千万円が計上されていますが、
その価格が適当と思えないからであります。熱海市は3億100万円の
鑑定評価意見書を手元にありながら公表せず、3億9000万円と高止まりした
価格で土地所有者と売買について合意したことは納得できません。

例え予算案が可決されても、その後の双方の歩み寄りが叶う努力をしても、
もしそれが叶わなければ予算の執行を行わない覚悟で臨んで欲しいと、
市長に訴えたが聞き入られませんでした。市民ホールを望む
約1万1,800人の署名簿の重みは、その人数の多さだけを受け取る、

そんな単純なものではいけないと思います。市民の税金を使うからには
買いたいと思う気持ちを上回る強い覚悟で価格交渉に臨む姿勢が必要ですが

斎藤市長にはそれがありません。3月12日に開かれた総務福祉教育委員会で
同僚議員からの提案を受け、土地所有者と再度交渉をおこなう旨、
市長は表明しましたが、私はそれでもあえて反対をします。一度、
買うと約束した相手から予算が通ってしまった後になって、さらなる
値引き交渉を迫られてもそれに応じる訳がないからです。一般社会の
交渉ごとでは当たり前の話しです。

市長の「議会から言われ、更なる努力をしたが相手が
値を下げてくれませんでした・・・」とのアリバイ作りに私は
加担するわけにはいかないのです。だから、予算が通っても

3億9000万円から下がらなければ予算を執行しませんと
市長が決意できない以上反対なのです。3億9000万円については

村山議員と私の反対討論があったものの、賛成討論させる議員が
いないというのはどういうことでしょうか。この採決の結果によらず

私は、多くの議員が3億9000万円を納得できる数字だと思っていない
証だと考えています。

米山議員

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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