今日の上京はNAGISAさんがらみの案件が多い。東京も積雪積雪だが、
先ず午後3時に渋谷のハチ公前で松井善就氏(PG製薬株式会社)、
平井敬人氏(ミュージシャン)、城山仁氏(夕刊フジ)、
風間智氏(MBC)等と時間差で合流したあと、午後6時から、
原宿駅竹下通りにある「ラ・セーヌ館」で開催される、
NAGISAさんのコンサートを前記皆さんと鑑賞する。コンサート会場には、
先日来熱した「エンジェルス」のオリゴ氏もゲスト出演し、
駐日モンゴル大使館関係者などが来賓として招かれるようだ。その前に、
昨日に続いて「エンジェルス」の設立目的と経緯についてご案内したい。
「バットボルト氏の妻であるロドイ・エンフツェツェグ氏は、1965年、
ホブド県ツェツェグ村に生誕。6歳の頃から軟体曲芸師としての才能を発揮、
1972年、モンゴルで芸師であったツェンドアヨシ氏を師事し、
1976年には茶碗を頭上に堆く高く重ねたまま行う曲芸の先駆者となり、
1981年キューバのハバナ、1983年フランスのパリで行われた
「Festival Mondial Cirque de Demain 」において、妹と共に「Duo Lodo」として、
金メダルを受賞。他1992年中国のWuchaoにおいて銀獅子賞を、1996年の
スウェーデン皇太子妃杯では銀メダルを受賞、また、1999年ドイツにおける
最優秀技能賞を受賞するなど、数多くの国から認められ、
50ヶ国以上の国々において興行を成功させ、モンゴルのアクロバットの業を
世界中に広めました。その後2002年に曲芸師を育成する学校を設立し、
指導者として働く傍ら、エンジェルスのプロデュースや、
モンゴルサーカス辞典の執筆にも協力するなど、多方面で活躍しています。
彼らの息子、 МУСТА バットボルトギーン・オルギルボルトは、
1998〜2002年、サーカス学校の道化師の専門課程においてアクロバット、
ジャグリングを学び、2002〜2006年にはフランスのシャロンにあるサーカスの
名門学校「Centre national des Arts du Cirque L’Ecole Superieure 」に在学し、
モンゴル人初の卒業生となりました。彼らの娘、
バットボルトギーン・ゾルジャルガルは、エンジェルスの
中心メンバーとして活躍する傍ら、両親の設立した学校において、
アクロバット技術を教えるコーチとしても従事しています。