「マリンスパあたみ」への血税投入は続く。(観光建設公営企業委員会)

午前10時から開催された熱海市観光建設公営企業委員会。今日は、
9月定例会に上程された議案のうち、議案第48号(一般会計補正予算)、
議案第58号(マリンスパ指定管理者指定)、公営企業各会計のうち、
議案第56号未処理分利益余剰金の3案件が審査された。また、新委員長選出の、
蛭川議員の仕切り、采配が注目されたが、難なくこなした。また小生は、

3案件のうち議案第48号には挙手しなかった。これは、マリンスパあたみの
管理経費5753万円に関する補正予算に対するもの。これまでも一貫して、
毎年7000万円の赤字垂れ流しのハコもの施設運営に疑問を呈してきた。思えば、

鳴り物入りでオープンしたマリンスパあたみだが、時間の経過とともに、
市直営から指責任回避のように定管理者へと事業委託され、同時に、
血税投入額は増え続け、比例して設備の劣化も進んでいる。何せ、

中途半端な施設と批判の声も多く、その上、都市公園法のシバリが収益を妨げてきた。
斎藤市政の財政的な重荷となっていることからも、小手先だけの
指定管理者交代だけでは赤字の溝は埋まらないと、これまで、委員会を通して
閉鎖もあり、と、当局の考えを質してきた。そんなこんな、赤字削減方法として、

敷地内に関連施設建設の是非だけでなく、今日は、温泉を使う施設でもあり
入湯税の適用を改めて質したが、担当部長からの回答はNonだった。

来年度の市税税収入不足が現状において予測される中、市民負担軽減を視野に、
公園法の見直しが出来ないか、関係各省に掛け合うべきではないのか。また、
指定管理者に対しては、市内の飲食等民業圧迫しないよう、要望する。

観光建設公営企業委員会

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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