今日はWOWOWに撮り貯めしていた日本映画2本を堪能する。ともに、
藤沢周平原作もので、「たそがれ静兵衛」(山田洋次監督・真田広之主演)と
「蝉しぐれ」(黒土三男監督・市川染五郎主演)の2本。どちらも
江戸時代の庶民や下級武士の哀愁を活写した涙腺を刺激する長編映画だった。
特に、たそがれ清兵衛で井口藤左衛門を演じていたのが丹波哲郎さんだ。
その丹波さんの思い出ファイルを引っ張り出しタイトルにした。
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今から26年前(昭和62年4月3日)のこと。小生が自宅ビル地階で開催したのが、
故丹波哲郎さんの親睦ゼミナー”世紀末の警告”だった。当時、丹波さんは
超多忙な俳優業の傍ら心霊学、霊界研究家として全国講演するなど多忙を極めており、
スケジュールを押さえるのが困難だった。また、丹波さんとのつながりは、
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国際放映に出入りしていた頃の昭和49年、フジテレビ制作の「大盗賊」からだ。
丹波さんは闇将軍役で主役されていた。それから約10年後に知人の紹介で
邦エンタープライズ(来世紀研究会・東島邦子会長)が協賛し、当時の
龍角散社長藤井康男氏をゲストにお招きして特別企画したもの。講演会には、
地元の方も多く参加されており、覚えている方も多く、現存している
写真スポットを見て頂くことで当時を思い出して頂ければ幸いである。ただ、
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「私の表現の全てをかけて、語りつくせない世界を語る」と云う内容だったが、
加齢のせいか殆ど覚えていないのが情けない。また、未来研究会について
ネット検索してもキャッチできないのも残念である。