熱海市役所職員、勤続5年以内の退職者を防げ。転職やストレスが原因か?

明日は9月定例会の本会議初日である。時間的にW散歩は難しく、今朝は、
愛犬ふ〜と熱海港周辺を一周してから山の手に向う。海と山、
同じ熱海でも空気が違う。潮の香りより、どちらかといえば、
樹木の中を腹式呼吸で歩く方が、今日一日の組み立てや、
仕上げまでを念想するのに適している。どちらかと云えば健康オタク。

サウナに散歩、黒ニンニクに水素水、医者の処方箋によるサプリメント等々、
自己満足健康法を実践している利点は体調がすこぶる良いことだ。
その余勢を庁舎に持ち込む。5階会議室では総務福祉教育委員会が始まっていた。
事務局に聞けば、委員会の傍聴席が満杯状態だと云う。なるほど、多分、
当局側と最大会派との間で、土地取得目的をめぐって長年対立していた、
熱海市中央保育園改築事業案が、本来の目的に沿った打開策をもって、
大きく前進したことをうけてなのかと、あれこれ想像しながら控室に入る。
今度の議会、あれもこれもと、質問案件が多すぎて絞れ切れずにいる。
纔か40分の登壇時間でも、一人会派としては、熱海市政の今を、
議会を通じて支持者の皆さんにアピールできる貴重な時間でもあり、
有線テレビをご覧になる視聴者を意識したタイムリーな質問が不可欠となる。

事務局で上西建設課長、神尾室長と打ち合わせ、午後から控室で、
西島市民部長と山田環境課長と放射線測定器に関して説明を聞く。退庁後、
12日来熱予定の、日本映画監督協会有志の皆さんに備えて、
熱海残照ハウス(仮称)創設に備え、熱海事務所を兼ねた住居候補地を、
佐口静男氏(サグチ農園)の家作に続いて、問いかけのあった、
林ガ丘にある某氏宅(約100坪)に伺って写真を撮る。足場が気になるものの、
樹木に囲まれ熱海湾が一望できる素晴らしいロケーションだった。さて、

 



今、熱海市では職員新規採用2次試験が終わったところである。昨今、不況が深刻化し
社会的にも新卒者の就職難が続いている。こうした時勢を受けて
安定した収入が見込める地方公務員新規採用試験には、毎年、希望者が殺到する。しかし、
晴れて採用されても、勤続5年以内に退職する職員もまた、他方、問題化している。

齊藤市長が誕生してからは、平成18年度の7人に始まり、
平成19年度(6人)、平成20年度(2人)、平成21年度(4人)、
平成22年度(5人)の計24人が退職している。所管職員に退職理由を質すと、
一身上の理由が主なものだが、内訳は、転職や結婚、
理想と現実のギャップにあるのではないかと、矛盾が顕在化している。
晴れて難関を突破したものの、勤続5年以内で退職とは。トホホ、である。
情実採用も許せないが、若手退職者の能力遺失も市民にとっては痛手である。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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