午前7時20分、愚妻と来宮神社社務所に入った。8時30分から始まる
神殿での神幸祭、御神幸行列巡行用の裃の支度がある。毎年、
時間間際に慌てて駆け込み着付け担当の方に迷惑をかけており、孫娘が
神女神楽ご奉仕に選ばれた事もあり、祖父の立場としては、
混雑する前に仕度を整え人様より早く、神事に備えるのが常識である。
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雨宮治興宮司から声がかかり執務室に入る。市政と市政に関する
情報交換が主な話題となった。宮司さんには、困ったときの神頼みではないが
熱海再生への救世主出現祈念をお願いして境内に出る。境内には、
橋本一実県議や御神幸行列巡行の医療担当の、
渡辺耳鼻咽喉科院長、武田清氏(地下格闘技選手)他、
今年厄年を迎える男子が、神々を乗せた御鳳輦を担ぎ上げるため、
Uターン組も含め、熱海市内外から大勢馳せ参じていた。知った顔と
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記念写真を撮り神殿(御殿)に入る。神女神楽、浦安の舞と
神事が執り行われ、御鳳輦奉仕者が担ぎ上げる御鳳輦を見送った後、
御神幸行列巡行が始まった。ジリジリと熱い日差しの中、
熱海の繁栄を祈る厳粛な厄祓の儀式の始まりだ。
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神社を出発し温泉通りから咲見町を抜け熱海駅前で昼食休憩。その後、
海水浴客で賑わうサンビーチ浜降りの儀式が斎行された。この儀式、
御鳳輦に鎮座する来宮の神々を奉仕者達が担ぎ上げつつ、
浜から海中に入る神事で、古来より代々継承されている。神社のHPには、
故事に基づき、其の習わし は御神体が海から流れ着いた浜で行われ、
東海岸である御神池に一年に一度、奉仕者が
御鳳輦を奉舁(ホウエイ)しながら海中へ入る神事。と、記載されている。
その後、御神地である渚小公園にて御旅所祭りが行われた。
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ここには、斎藤栄熱海市長ご夫妻が観客の一人として顔を出す。
ラフな短パン姿の気さくなご夫妻は、会場内の巡行関係者に誰彼なく
労いの声をかけ人気の高い側面を遺憾なく発揮していた。
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この後の、ラストの還幸祭まで記載したかったが、なにせ、
最後まで巡行しその後、咲見町町内の山車行列にも途中まで加わり、
些かこの時間(午後10時27分)、睡魔が視界を塞いでおり、
続きは明日と云うことでPCを閉じたい。