熱海市議会「観光建設公営企業委員会」

今日と昨日の温度差は約8℃。役所に入る前に愛犬ふ〜と、
熱海港芝生広場周辺を散歩し、気温の低下と海風に肌寒さを感じた。午後からの
降雨も重なり気分的にもブルーな週明けとなった。で、今朝は10時から、
熱海市議会観光建設公営企業委員会が開催された。今日の委員会、
常任委員会改編後の、委員と所管職員の顔見せの場であり、同時に
担当職員の紹介やら主要事業について説明が行われた。
主要事業と事業内容について順を追って、説明して行きたい。先ず、

観光経済部の事業内容、つまり、今年度熱海市が取り組む事業として
◉観光圏広域宣伝キャラバン事業=首都圏の主要駅構内等でのキャラバン、
旅行会社を対象とした商談会や現地見学会の開催(事業規模750千円)
◉連泊型宿泊プラン開発モデル事業(共通利用クーポンチケット)=
熱海・箱根地区等の滞在促進地区の宿泊施設・飲食店が連携し、
連泊型商品プランや泊食分離プラン等を開発(事業規模4,200千円)
◉外国人向け着地型商品開発事業(ネディカルツアー実証実験)=
外国人旅行者の来訪・滞在促進に向け、現地発外国人向け
着地型旅行商品を検討・開発する
◉観光圏他言語ポータルサイト開発運営事業=圏域内の各施設等サイトと
リンクしつつ多種多様な情報を発信するポータルサイトを開設・運営
(事業規模1,000千円)
◉観光圏回遊滞在モニター調査事業=課題を明確化して効果的な観光素材
受け入れ体制・交通移動システムを構築するためモニター調査を実施
(事業規模500千円)

上記の事業内容に対して、各委員から活発な意見が飛び交った。小生は、
リーマンショック以降激減する宿泊施設(ホテル・旅館、寮・保養所含む)と、
巨額な滞納を前に逼迫する財政難だったところに、3・11、東日本大震災、
福島原発事故のWパニックで、日本から外国人が一斉退去してしまった。
日本の放射能汚染の風評が収まり、安心安全宣言が発令される可能性について、
今のところメドが立っていない現在、インバウンドを視野に入れた、
外国人向け着地型商品開発について、予てより、
外国人旅行客受け入れ体制に関するインフラ整備も不完全なまま、
お先走った事業の形骸化に過ぎないのではと、質問する。




その他、メディカルツアーについて、熱海の医療機関の中で、
具体的に受け入れる病院施設があるのかなどについて、当局に迫った。その他、
起雲閣の運営に関する指定管理者制度導入に関する事業内容など、日を改めて報告したい。

今日の動画は、大相撲5月技量審査場所13日目の白鵬の土俵入りをご案内する。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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