熱海市議会3月定例終了。被災地へ緊急消防援助隊第2陣が出発

熱海市議会3月定例会が閉会した。各議員にとっても
今季最後の本会議となった。上程議案は全て賛成多数で可決された。ただ、
公明党と共産党議員からは、国民健康保険事業特別会計や
介護保険事業特別会計予算案に対する反対討論が行われた。また、
小生も壇上にて、今期4年間の議員生活最後となる、
建設公営委員会委員長報告をさせて貰った。さて、悪夢は覚めやらず。

東日本大地震の被災地へ、福島原発事故の放射能が拡散して降り注ぐ。
関係者はYV画面を独占して、状況悪化を只管、穏便にと真実を隠しつつ、
被害を広げながら国民を不安に陥れている。
レントゲン写真で浴びる程度の放射能と説明されても、なんだかな〜。である。
そんな中、今朝のTVで唯一元気を貰ったのが、最大の被害地、
南三陸町で大津波に飲み込まれながらも、一命を取り留めた男性の一言、
ー生きていれば何でも出来るー。この期に及んで前向きなのである。
心が洗われるとはこのことだ。そうだ、

被災地の皆さんだって、悲しみをかみ殺して復旧を急いでいるのだ。
昨夜の、震度4程度の地震にも、びくともしなかった熱海温泉である。
風評被害をはね除け、こうした非常時だからこそ、
熱海の価値観を世に問うチャンスなのだ。ネットには、アメリカ人から見る、
日本人の忍耐強さと秩序立った行動に、賞賛の声が続々とあった。

そして、小生のブログのコメント欄にも、Kさんから、熱海市に対して、

−この状況下で来客を見込むのは、少々難しいかもしれませんが、
この時間に何をするかで将来は大きく変わって行くに違いありません。
がんばってください。時には
長期的投資(今回の場合、時間と労力を)も有りだと思います、
一分一秒を未来の熱海の為に。市議会の皆さんに何かあったら、
熱海が全体が困ってしまうでしょうから、
くれぐれも気をつけてください−という、励ましのメッセージが届いている。

今は、地震に強く癒しの熱海市が、被災地の方々に
一時的ではあるにせよ、何らかの形で避難民受け入れ体制を整えることも、
温泉観光地としても、生き残りをかけたヒントとなるのではないだろうか。

で、今月で役所を去る職員お二人をご紹介する、
植野総務部長と栗原経済部参事である。植野部長とは、
観光港芝生広場でのイベント開催を成功させた思い出が強く残る。また、
栗原参事には、アタミランチ祭りへの補助金に尽力して頂いたことで、印象が深い。
この他、新田財政部長を始め退職職員さん、長いことご苦労様でした。また、




東日本大地震の被災地に向け、熱海消防署派遣隊員の第2陣が出発する。
詳しいことは動画をご覧下さい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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