為政者に、壊滅的状況(大震災2次被害)から脱する知恵と決断力を迫る!

今夜は何年ぶりかで、加藤則夫氏(前市議)のノドの冴えを堪能する。
月一親睦会「安井会」で利用する、中央町の食事処「竜田」にて、
食事をご馳走になった後、ご子息の経営するスナック(100万ドル)に。加藤氏が、
自民党あつみ会の代表時代、つまり、小生が断酒する前、ここを(100万ドル)
会派の憩いの場として利用していた。今夜は加藤氏が主役。
得意とする、千昌夫のナンバーをリクエストして、
哀愁漂う小節の効いた演歌を楽しませて貰った。後客が入ったところで解散し、
小生の事務所前で別れたが、未だ、耳に歌の余韻を残したままブログアップしている。さて、

今朝は9時に、市議会代表者会議が開催された。緊急経済対策についてだった。
この時間に会議が開催されたというのは、記憶にない。しかし、
大震災の影響(計画停電)で、市全体が壊滅的打撃を受けてしまい、
二進も三進もいかない末期的な状況下にあるのだから、
早出も厭わないと、愛犬ふ〜との散歩をパスして、勇んで庁舎に入る。

繰り返すが、熱海市内のホテル、旅館は休業状態が続いている。それに伴い、
パートを始め従業員が次々に解雇され、まち中から観光客が消えて久しい。

市民の行き場のない不安と不満は、為政者に向かって、
燎原の火のように広がりを見せている。齊藤市長としては、
2期目の思いもしなかった大ピンチに直面している筈である。

どのような政策を打ち出して、ピンチをチャンスに変える政策を発表出来るのか。
まさに、市長のリーダーシップが試される、代表者会議だと期待する。

先ず、K議員が口火を切った。被災者疎開の道を開いたことに感謝しつつ、
ー収入なくして支払いだけが膨らんでいる、資金繰りのメドが立たない、
中小、零細企業に対する、税の猶予を考えているのか。
ホテル経営者として、このままじゃ、死んじゃうー、全ての支払いを
夏までに待ってもらう運動をしたい。そうしなければ、
我々基幹産業は助からない。と、悲痛な面持ちで声を絞り出した。これに対して、




齊藤市長は、東電の問題に関して、節電の協力と、
土日の計画停電の回避を求めたことや、被災者受け入れ事業について、
災害救助法が適用された被災者疎開受け入れを、旅館、ホテル等へ
受け入れることで、被災者救済に役立てたい。具体的には、5月10日まで
被災者の宿泊を臨時的に受け入れた場合に、宿泊費を補助する。と、いうもの。

予算額については、1000人に対して一日5000円を30日間。1億5000万円。
災害救助法に則れば、費用負担は受け入れ県に、被災県がするというものだが、
最終的には国が被災県に対して必要な財源措置をする予定だそうである。ただ、

今のところ、経費負担が明確でないため、先ず、
市から旅館組合に概算支払いをし、旅館組合から個々の施設に即、
支払いの対処を求めて行くというもの。また、産業振興課より
融資制度についての説明もあったが、滞納等の査定が厳しく、
熱海市の基幹産業のうち、大半は金融機関の貸し渋りにあう、内容となっている。

結局、当局側の説明を聞いても、残念ながら小生、
熱海市独自のアピールもなく、じゃん拳後だしのような、真新しさに欠け、
疎開受け入れへのピントもぼけており、大災害も他人事でしかないのか、との、
印象を強くする。それに対して、当然、
キツい発言をさせてもらったが、その内容については後日。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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