昨日から浜松、芦屋と関西方面に出張する。昨夜は定宿の、
心斎橋グランドホテルで一泊する。割引期間中ということで、
3150円で個室カプセルに宿、し、サウナ前の激辛ラーメン「辛辛」で夕食をしながら
名物ママを写真に撮るなどして一人旅の気楽さを楽しむ。実は、
高橋弘会長(万葉倶楽部)も同じ日程で、
買収した岸和田リバティ館や南紀白浜温泉に出張していた。小生も、
合流する予定だったのだが、どうしても時間的にタイミングが合わず、
7月18日の神戸ハーバーランド館のプレオープンに合わせて視察する予定である。
さて、ワールドカップも大方の予想を裏切り、チームワークをもって、
蒼き11は日本国民に夢と感動を与えてくれとことを感謝したい。さて、
次第に熱を帯びてきている参議院選各派の追い込みだが、
熱海市内でも市長選や県議補選の行方に大きく左右するだけに、
直接間接的にネット書き込みなど、恣意的な仕掛けも目立っている。
さて、話しは閉会したばかりの、
熱海市議会6月定例会での小生の質疑応答を振り返りながら、
温泉地熱海の抱える問題点を探ってみたい。
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・・・・宿泊施設関連法人への強制捜査に関して・・・
ー先ず、私は熱海駅前での芸妓衆を中心とした餅つき大会から
夏のイベントまでお付き合い致しました。協力するにあたっては、
いくつかの条件を出させて頂いたわけであります。それは、
それまで滞納していた公共料金の支払いやホテル旅館組合会費の一括納入、
ホテル関連市内業者への支払い等であります。その結果、
納税義務を履行 し、ホテル関連法人が
静岡県のNPO法人を取得した後、私は退いたわけであります。
それから2年、関連施設への強制捜査に関しては、
運営法人のコンプライアンスが追求されるべき問題だと捉えると同時に、
この事件の根底には何がある のかを検証しなければなりません。
バブル崩壊後、負債の多いホテル・旅館には金融機関が融資しない。という、
基幹産業の脆弱な基盤が浮き彫りとなってきます。
基幹産業でありながら、銀行は宿泊施設を信用しない。
経営者は切羽詰まったあげく、高利に手をつける。そして
その担保としていつの間にか、運営法人 が代わる。
従業員や業者は遅配や売掛金の棚上げやカット等、
さらに劣悪な支払い条件に甘んじなければならない。悪循環が
アリ地獄のようなスパイラルとなって、
市民が巻き添えを食う結果を招いています。また、バブル崩壊前には
20人以上の非合法組織が宿泊予約には
所轄の警察署へ届け出るという義務付けがありましたが、
基幹産業の構造不況に併せ、業 界はいつの間にか、
なりふり構わず受け入れてきた、とう経緯と、宿泊客からは現金で、
支払いは出来るだけ延ばすことでしか、経営維持が出来ないという、
多くの個人的大型宿泊施設の実 態を看過しては、
熱海再生という言葉が一人歩きしても誰もついて行きません。
市長の見解を質したいと思います。