午後7時20分、高橋弘会長から電話が入った。会長が
今回の訪ブで撮りためたビデオを編集したDVDを届けると言う内容だった。
ザット100分に仕上げたといい、届くのが待ち遠しい。その前に、
昨日一日を振り返ってみたい。昨日は、早朝6時にブルネイのホテルを出発して
熱海に到着したのは午後11時を過ぎていた。成田空港で入国手続きを終え、
高橋弘会長が事前に用意してくれたワンボックスカーに乗ったのは、
到着してから約1時間以上経過した午後9時30分だった。
赤道から北に440キロに位置するブルネイは
一年を通じて平均28度の気温で降雨量と湿度が高いといわれていたが、
我々が滞在した5日間のうち、2度ばかり瞬間的な通り雨と雷に見舞われたものの、
湿気も少なく好天に恵まれたが、成田の上空は雨だった。しかし、
空港から小田原市内で高宝祥氏を下ろす頃には雨も上がっていた。そのまま、
小生のラーメンハウスで遅い夕食となったが、
高橋会長と醤油ラーメンをすすりながら簡単な反省会となった。当然、
澤田ご夫妻やご子息の法光氏を含むご一家への感謝に始まり、
大河内一等書記官から指摘されたブルネイビジネスの注意事項や
日ブ(熱海を含め)間の今後の交流に関する簡単な意見交換し、
日付が変わっても暫くしてからの散会となったのも、楽しさの裏返しとみる。
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大河内書記官からは、ブルネイとのビジネスに関しては天然ガスを軸に
M商事や、Iチュー等商社以外には成功しないとの指摘を受けていた。また、
澤田氏からもこれまで日本とブルネイを結ぶ投資詐欺事件の詳細等
メールにて情報収集していたこともあり、単純に、
澤田&高氏の仲人に便乗した楽しい観光旅行だったと振り返った。
ただ、小生、高橋会長を安心させるような?
間抜けな一面も露出してしまい、笑いのネタを提供してしまった。実は、
ブルネイのホテルでi-phoneを無くしてしてしまったのである。
高橋会長も心配はしてくれたものの、小生には
紛失物(パスポート)でお騒がせした苦い過去(オーストラリア旅行)があり、
高橋会長がいうには、会長夫人から出がけに、
—村山さんの忘れ物には気をつけるようにーと、念を押されていたといい、
気の毒そうに探してくれたものの、“あっやっぱり”と
妙に納得したような笑みがこぼれ、そのネタで暫く揶揄されそうだが、
大難を交わせたと思えば安いものと諦め、
電話回線切断の手続きをお願いする。さて、
ブルネイとのビジネス紹介には上記の事情を説明したが、ブルネイでの
リタイアメント受け入れについては信憑性のある話でもあり、
澤田氏から頂戴した情報を公開したい。
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ーブルネイでの日本人を迎え入れるプランとして、今、
こちらの有力者とリタイヤメントハウスの建設と
会社設立をしようと言う話が、国王第一王妃の妹の
旦那様の父上が中心となって持ち上がってい て、小生も加わっています。
ジェルドンの海岸の海辺の土地が政府(ジェルドンパークが管轄)より
基本的に借受け可能であると の話になっています。(つづく)