丸張LED、張駿社長、熱海訪問へ

張駿と書いて、チャン・ジュンと読むそうである。大小乱立する
LED業界にあって豊富な品揃えを誇り、中国国内に生産工場を持ち、
LED照明の他にマイナスイオン照明、凍らない保冷庫等の新製品を
次々に開発して市場に送り込んでいるのが、丸張株式会社
張駿社長である。張氏は1957年生まれで中国華東師範大学を卒業して、
94年に東京大学農学部に留学、農業経済学博士として、
日本で起業し、日中両国でビジネス展開している。
人のやらないことをやってきたことで、起業を成功させたーと、秘訣を語る一方で、
ビジネスの規模こそ違うものの、小生と全く同じ人生訓を持つ。
人脈は金脈。これがないと仕事はできませんーといい、東大在学中に、
株式投資で成功したが、その頃中国は天安門事件で香港では
不動産が大暴落したことで、そのオプション取引も手がけたが、株や不動産は
虚業だと言われたことをきっかけとして、鹿児島で合弁のスプリング工場を始めた。
中国では前記の華東師範大学で日本語学を勉強し、卒業後に役人になったが
2年ちょっとで退職する。自分が課長になった姿を想像したら、
何十年も頑張ってやってはいられない。と、決心して、
上海で日本企業の通訳や日本語の先生等を経験し、伊藤忠や三井物産、
クボタや全農などの人たちとの出会いがあり、そこで、
佐賀の農業試験場長をしていた、全農のある博士から日本留学を進められ、
86年4月に東大農業経済修士課程に入学することができた。勿論、
前記企業から採用案内が何度もあったが、役人を蹴ったのに、
サラリーマン生活に満足できるわけもなく、起業を決断した。と、

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張社長は、今日午前、小生の事務所を(熱海市中央町)訪問し、
事務所の照明をLEDに交換見積もりをしたあと、お茶をすすりながら、
企業家としての出発点を話し始めた。張社長の詳しい履歴に関しては、今後、
小生の関連する施設へのLED照明採用による消費電力への影響や、
中国への招待を受けた機会に、ご紹介することにして、今朝の話から振り返る。
今朝早く、高橋弘会長から電話が入る。予定では今日は
ジャンボーホールディンググループのゴルフコンペで、戦っているはずなのだが、
中京TVの撮影が昨日から入りその取材で断念したことで、小生も右習いしていた。
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ー昨日から万葉倶楽部、みなとみらいにて中京TVの番組撮影が云々ーと、
清水アキラさんのロングラン興行を決断したあと、次々と押し寄せる、
メディアによる金のかからない取材と背中合わせの
企業PRへの手ごたえを内に秘めた、至極明るく爽やかな声で、
ブログに書き込みのあったコメントについての質問とLEDに関する薀蓄を聞く。
高橋会長、LEDに関しても箱根天成園の舞台照明として、
コンピューター制御システムを採用しており、小生のように、
半可通な知識をはるかに凌ぐ研究と大金をかけていた。アキラサンから、
私が舞台に求めていた照明はこれだーと、太鼓判を押されており
全国に展開する施設にも、この先LED照明採用については、懸案事項の一つであり、
丸張株式会社への興味を隠さないところに、企業家としてのエネルギーと
探究心の旺盛さを感じ取り、時機を見て紹介することを約束する。
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その張社長、午前11時30分過ぎに事務所前に車を横付けした。
事務所の照明と自宅ビル1階のラーメンハウス、




2階のクラブ等の照明器具をLEDに取り替えるべく、見積もりをお願いして、
高橋会長の人となり、事業規模について説明する。今月28日、張社長は
本国LED製造工場や山東省・ウイハン市近郊で開発している
不動産投資事業の視察を終えて帰国した後、
今後の展開についての協力要請の詳細を文書にして手渡したいと、肉味噌もやしを
旨そうに平らげ、午後3時少し前、硬く手を握り東京にUターンした。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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