孫会長(山東新建業集団有限公司)が、宿泊先の
「八重洲富士屋ホテル」をチェックアウトしたのは、午前6時だった。
他のメンバーより一足早く、商用で韓国ソウルへと向かうのを、
平石啓三郎と小生、通訳の藩氏、孫会長従兄弟の5人が、
成田空港までの迎えの車を見送った。
2階のレストランにて朝食を済ませ、2時間ほどベッドに潜り、
午前9時56分発のこだまにて熱海に戻った。昨夜は、
孫会長の要請により、黄副会長、小生、通訳の藩氏の5人が
新建業がウイハン市内で推進する新規事業計画案件に伴う
意見交換をした後李氏のチェックインを待ち、訪日メンバーとの懇親会を
富士屋ホテル2階レストランにて催す。これは、ホテル統括副社長と懇意の、
平石啓三郎氏の存在が大きく、一行にもその意味が伝わっていた。
さて、黄敬文副会長以下一行も滞在期間残り2日間となり、
思う存分東京を楽しんで頂くために、自由行動とし、
来春早々に、ウイハン市で展開する新規事業への
資料提供を含めて再会する事を確約して昨夜のうちに、
別れの挨拶を済ませていた。今後、高橋弘会長を含めて、
中国山東省の企業家たちとどのような形で、
関係を構築して行くのか。小生と黄氏との友情から発展した、
山東新建業集団有限公司の日本人第一号株主、孫会長以下の来日、
中国山東省には、日照国際経済技術合作公司から委任された、
研修生や語学留学生派遣業務代行を含めて、
来年以降は、更に多く足を運ぶことになりそうである。と、いうことで、
事務所にて年賀はがきを製作していた
土沢昇氏を誘い、函南道路沿いのそば屋で食事を済ませ、
梅園交差点前を通ると、2台の乗用車が衝突して道路を塞いでいた。
ボンネットからは湯気が立ち上り、かなりダメージのある事故に見えた。現場には、
未だ警察も救急車も到着しておらず、事故ったばかりのようだが、
幸いにも、素人目には怪我人は居なかったようだが、師走に近づいたとはいえ、
案ぜぬん展を心がけてとの願いを込めて、事故現場をデジカメに収める。