斉藤栄熱海市長、来年9月再出馬へ

今日午前9時30分から、熱海市議会12月定例会の
本会議2日目が開会され、当局からの上程案件や一般質問等、
午後4時30分まで質疑応答が行われた。開会前から、
静岡地方局数社のテレビクルーが駆けつけ、来年9月の市長選への、
再出馬をめぐり、メディアの関心の高さを示すものと注目する。
案の定、最初に登壇した稲村議員から、早々と、
ー市長は10月30日に開かれたタウンミーティングの席で、
来年9月に行われる予定の市長選に早々と出馬表明したが、
3期12年で日本一のまちづくりを目標にしていることとのことだが、
どのようなまちづくりに挑戦されているのかーと、問われ、
ー効率的で開かれた市役所づくり。歩いて楽しい観光地づくり、
住みたくなるようなまちづくり。教育や福祉の充実をかかげ、
訪れたいまち、住みやすいまちに取り組みたいーと、具体性に欠けるものの、
これまで主張してきた施策への一貫性を述べるに止まった。このほか、
熱海市政への3年3ヶ月の舵取りで、反省する点はどこになるか。等、
市政運営に対する核心に迫ったものの、残念ながら、
小生が求めたい答えは引き出せなかったようだ。
本会議2日目
他の議員の通告内容を順に列挙すれば、
★行政刷新会議の仕事仕分けの結果は、熱海市に
どのうよな影響があるのか(梅原議員)、
★国民健康保険の医療費抑制について(田中議員)
★熱海市行政改革プラン策定の必要性と平成22年度の予算編成で
最も重点をおくのはどのようなことか(山田議員)
★社団法人シルバー人材センターへの認識と活用方法について、
庁舎の分庁化について(小森議員)、
★地上デジタル放送への行政としての取り組み。伊豆山的場市営住宅の
解体撤去事業費約1,600万円は適正価格かとあと利用について(金森議員)
★観光圏整備事業について。梅園の有料化について(橋本議員)と、
質疑応答が展開された。今日の焦点はどうやら、
来年の市長選にあるようで、同じく出馬の意向が伝わってくる、
田嶋秀雄県会議員との一騎打ちか。あるいは、
第3の新人の名前も下馬評に挙がっており、本会議終了後から、
来年の市長選をめぐり、本格的な心理戦に入りそうである。今度の選挙、
民主党と自民党との戦いとなるのは予想されており、いずれにしても、
熱海市再生への具体的なビジョンを持つ候補者を選択したい。と考えるのは、
小生だけなのだろうか。明日は、
斉藤市長に対する試金石となる設問を持って、登壇したい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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