9月議会定例会「政調会」

一昨日行われた、
熱海市議会9月定例会に向けた、
熱海会(市議会派)と当局による、
上程議案に対する
政調会の主な内容は、
平成18年度一般会計補正予算(第3号)は、
約1億2千万円増額補正についてである。
先ず「加藤則夫」会派代表が挨拶に立ち、
ー巷ではまだ”市長選の、
後遺症が残っているが、
熱海会は、
新市長に対して、
これまでも”民主党”さんを含んだ、
勉強会”11会”を通して、
是々非々で協力関係の中で、
市民のために、
汗をかく努力を続けてきた。
今まで、
60を越える「懇話会」や審議会には、
一人で複数の委員を兼任、
密室政治の温床となってきたケースもある。
財政のピンチを、
チャンスに変えるなら、
ここから整理して、
来年3月から”三位一体”改革が、
更に強まり、
市長の手腕が問われることになる。
新市長が、
こうした過去の負の遺産を、
詳細に分析して、
努力していただければ、
会派としても、
協力は惜しまないーと、
誰にも、
コントロールされることなく、
熱海市の繁栄を前提に、
舵取りをしてほしいという、
ある種の、
期待感を込める内容で結んだ。
(高橋、加藤議員)            (梅原、梅議員の”ツーバイ”ショット)
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これを受け「斉藤」新市長は、
ー市の発展一点を目指して、
今まで培ってきたものは、
最大限に尊重しながら努力したいーと、
話すにとどまったものの、
着席した時点での硬い表情は消えていた。
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増額補正の主なものは、
東アジア博覧会開催中の、
「大連」(中国)を訪れ、
熱海芸妓組合連合会から、
8名の芸妓衆による、
「華の舞」公演を引っさげて、
斉藤市長自らが
”トップセールス”を行う、
外国人観光客誘致経費などに、
330万円が計上されている。
小生は、
このキャンペーンに対して、
東アジアからの
観光客の熱海市内ホテルにおける、
これまで”宿泊施設”での、
マナーを含めた、
実態を例に挙げて、
我々が外国に足を伸ばす際に、
目的とする、
観光地の何を期待し、
何を求めて旅行するのかを、
問い、
熱海市内の商店街の、
シャッター状態や、
夜は”闇”と化した、
繁華街の幽霊化現象など、
宿泊施設が抱える問題点も含め、
”外国人観光客”誘客よりも、
国内からの”誘致”こそが、
最大課題ではないかと、
意見を求めたのだが、
残念ながら、
明快な応えは得られなかった。
このほか、
上程議案に対する質問を
当局側に、
多岐にわたって求めた。
29日「本会議」初日に発表される、
所信声明を受けたのち、
来月10日、
本会議場にて、
小生は、
市民生活に直結する
”矛盾点”があれば、
是々非々の立場で、
論陣を張る予定である。
新市長に対する期待感もあるが、
財源不足、
緊縮財政の中、
無駄な公共事業を即刻中止し、
納税者の意思尊重できるのか、
熱海市が抱える、
行政上の問題は山積みしており、
市長選のシコリを払拭し、 
9月議会をどう乗り切るのかも含め、
斉藤市長に第一の関門が、
待ち受けている。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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