斉藤熱海市長に与党議員から叱咤”口撃”も

昨日の9月定例会本会議3日目が終了し一夜明けたが、
色々の意味で議場での攻防と憤りが頭から離れない。なにがどうか、
その前に、本会議で気になった出来事を、
今朝の地元紙(伊豆毎日新聞)の一面から拾い読みしたい。新聞は、
熱海市議会9月定例会2日目(爽心会)と、3日目、与党、
民主党・市民クラブ議員団の質疑応答で埋められていた。関心は、
与党民主党・市民クラブ議員団の橋本一実及び山田治雄議員が、議場で、
斉藤市長に対する疑問点や不信感を口にしたことにつきる。
橋本議員は、庁舎の分庁化断念した事と市民の生命を守るという、
安全対策が一対で検討されていないのか、と疑問を呈し、山田議員に至っては、
市長在住の3ヵ年を振り返り、
庁舎建設や中央保育園等の事業が停滞していることを指摘し、
心のこもった配慮と対応に欠けており、このままでは、
一緒に歩いて歩こうと言われても、少し待って下さいと、
申し上げる他ない。との、名言を吐いた。確かに、斉藤市長、
傍聴者受付
飯塚建設課職員
宿崎建設課職員
中央保育園の建設計画にしても、唐突な新聞発表をして、
与野党の議員や市の観光団体や各町内会に波紋と顰蹙、
そして各分野に攻撃の材料を与えており、孤立した感は拭えないが、
熱海市の歳入が激減しており、350億円もの借金漬けで財政が逼迫する
今、大型公共事業投資が出来るかどうか、
市議会議員なら何方も知り尽くしているはずだが、山田議員の
斉藤市長に対する恫喝的な発言の裏を読んでみたい。小生これまで、
一人会派として是々非々で、市長の市政運営能力を観察してきた。
前市政がスッカラカンにした財政をどのようにして立て直すのか。
就任早々、熱海市財政危機宣言を発令したのはその証左である。しかし、
早々に発言撤回したことや観光戦略室設立でのゴタゴタが続き、
市政運営能力に疑問視されている事実は否めない。ただ、
庁舎建設計画、或いは中央保育園問題でも観光の拠点だの、
熱海のへそがどうたら等、2転3転、軸ブレ批判が渦巻くが、何しろ、
財政が逼迫しているのである。事業の優先順位からいっても、
安全対策に万全の配慮をした上で、庁舎建設は継続案件にして、
中央保育園に関しては条件付ではあるが民説民営がベターとの考えでおり、
斉藤市長の社会福祉法人を公募することで、市民に負担を掛けないとする、
施策には反対するよりむしろ、当然の選択肢の一つであると考える。ただ、
与党議員団に何の相談もなしに、2つの重要案件を、独断専行したことへの
パッシングだとすれば、額面どおりに受け取れるのだが、ピンチに立つ、
斉藤市長に対して叱咤することで、
戒め的なガス抜き効果を狙ったとの思惑も一方では
捨てきれてないのである。いずれにしても、
斉藤市長を担ぎ上げた責任会派としての対応を注意深く見守りたい。

今日の進言
斉藤市長へ。幼稚園問題は市内の小中学校の空き教室
      有効利用に着目しないのはどうしてですか。
      タウンミーティングでもこんなヒントは出ませんか。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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