今朝10時から、熱海市庁舎において、
平成21年3月定例会を前に、
第一回の議会運営委員会(議運)が開催された。
一人会派の小生は議運での立ち位置は”オブザーバー”。
発言は出来るが採決に加われない。というのでは、参加の意味が薄いことから、
昨年度は1~2度しか出席していない。
その間、職員の給与削減に即応する形で、
議員報酬の削減8%が昨年12月定例会に、
”熱海市議会議員”の期末手当の特例に関する条例案”が発議された。
提案理由は、
熱海市の財政状況を考慮して、
議員の期末手当の支給額を、
一律8%の減額措置を講じようというものだったが、
ご案内の通り、10%以上カットせよ。と、
結果小生が賛成せず、お流れとなった。
二つの会派のご都合に迎合できない理由は、
これまでにもくどいほど説明してきたのでここで省くが、
このような議員歳費削減に関する前裁きが、
議運の席で論じられて後、発議されているということであり、
3月定例会では、10%以上の削減発議が当然上程されると踏んで、
その具体的な審議が行われるものと、やや、気負って出席したのだが、
どこのどなたも、無論会派からも、
議員歳費削減についての意見交換は行われず、肩透かしを食った格好となった。
この問題、議会でも賛否拮抗しており、
発議した議員会派を支持する市民の中には、
議員歳費削減に賛成する議員は”善”で、
反対する議員は”悪”だと白眼視する、二者択一的単純な風潮もまかり通っており、
”他会派”の思惑を払拭して、
今質さなければならない膿のような”税金の無駄”、
一例をあげれば、
年間1億5000万円以上の、
職員に支払う”残業手当”の実態についても、
同時に、市民の前に白日に晒した上で、議員歳費削減に同意しなくては、
一人会派「熱海市政調査会」としての存在理由が飛んでしまう。
というわけで、
議運は淡々と進み、
その他で常任委員会の今後のあり方について、
委員の一人から要望が出たが、
協議事項を全て終了して午前中に閉会した。
議運終了後に、
渚北地区に長期に放置したまま、危険極まりない状況を呈している、
空きビルに対する安全対策について、
椎野、上西、加藤各担当職員さんを控え室に招いて問題を提起した。
その回答が、メールで届いているので公開したい。
渚地区内の空家に対する対応について
1,当該ビルは、過去にも地域の住民の方から災害防止上危険のため、
所有者に連絡してほしい旨の申し出があり、
現地調査の上、「保安措置」を文書にてお願いし、
倒壊の危険のある外部手すり部分の撤去をした経過があります。
2,今回につきましても、現地確認の上、改善の要望をお願いしていきます。