熱海市市職員の不祥事と当局の弱腰

熱海市の財政健全化の特効薬は、
誰が何と言おうと、
”市職員”の大幅削減を含めた”人件費”の抑制にある。
小生がこれまで市議会に当選できたのも、
ミニコミ紙などを通して、
古くは、市政に特定議員が介入跋扈した、
エコプラント造成に絡んだ口利き疑惑や
熱海花の博覧会単独事業への不可解な血税浪費疑惑、
職員情実採用疑惑等々、
前市政の談合体質を徹底して追及してきたことで、
市民権を得たからと認識している。
その前市政を倒したのが、
斉藤市長を担いだ、
現民主党熱海支部の面々とその支持者であるというのは、周知の事実である。
斉藤市政誕生と共に、
熱海市議会も世代交代が行われ、現在では、
大きく色分ければ、
与党と野党が同数の8議席に、
一人会派の小生を合わせ17議席で、2名が欠員となっているが、
市議会運営には何ら支障はない。
本来であれば、小生、
世代交代”一丁あがり”的な存在だったが、
支持者のご支援の下、
熱海再生について”吠えさせて”頂いており、
議決に際しても
いつの間にか、小生の存在が綱引きの対象となっている。
その端的なケースが、
12月定例会で
民主と市民クラブから提出された、
議員歳費8%削減の発議案だった。
小生は結果的に、
発議の”動機”に納得できずに、
反対し、議長採決によって否決されたのは記憶に新しい。
一点だけ言わせて貰えば、
職員の給与8%カットに迎合したカタチの議員歳費削減では、
”市外通勤職員”や夫婦共稼ぎ、
職員の不祥事等への積極介入が心情的にも困難となり、
税金の使途をチェックする側としては、
弱腰にならざるを得ないのであり、事実、
小生以外の議員でこれまで、
職員の採用疑惑や不祥事に対して議会で質問した議員は、
皆無だと記憶している。
前置きが長くなったので、本題に入る。
昨日付けの「東京新聞」が
熱海市職員による暴行事件を報じていた。
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寝耳に水のこの事件、新聞によれば、
今月25日、
今年3月から数回に渡って、
市が業務委託している、
警備会社男性社員に対して、
暴行を繰り返し、
精神的にも肉体的にも苦痛を与えていたことが発覚したとあり、
熱海市が同日付で、職員を停職3ヶ月の懲戒訓告とし、
市長や副市長、財政部長ら4人が、
ー市民の信頼を大きく失墜させたーとして、
監督責任を問う格好で、
戒告や文書訓告処分としたことが分かった。
新聞に報道される大事件だが、
小生にはファックス一つ届いていないどころか、
市民からの批判を封じ込めるような、
”大甘”な電光石火の処分となったが、
今年に入り、
小生が9月議会で追求した、
男性消防職員の3年間のアルバイト事件や
今月15日臨時職員の男子高校生への傷害容疑など、
次々と不祥事が発覚報道されている。
熱海市職員の倫理観はどこに行ったのか。
小生だけが追求してきた、
熱海市職員のモラルの欠如を看過して、
来年4月からの公共料金の値上げは許されまい。
さて、
斉藤市長の足を引っ張るように、
次々と噴出する職員の不祥事だが、
視点を変えれば、
基幹産業の長期的不況と
”酷税”による閉塞感で爆発寸前の市民を前に、
首長の裁量で、
毅然とした態度で”首宣告”できなかった、弱腰が、
孤立化を招くことにならないか、気になるところでもある。
・・・・・・憲三の12月議会登壇記・・・
再建計画には当然、
職員の大量退職も不可欠となり、
市の職員を06年4月の269人から来年9月まで1
34人削減する決定をしたわけですが、
職員にとっても、年収が4割がた下がるわけですから、
夕張市が破綻して給料が減らされると知った途端、
職員は勧奨退職でドット辞め、
予想以上に退職者が続出したようです。
このままでは市役所自体が崩壊すると危惧されましたが、
職員がいなければできない行政の仕事なんて何もないのは、
熱海も同じであります。
人件費を減らせば、
一気呵成に財政再建は加速しますが、
他方、一般会計や特別会計の決算書について今後、
専門知識も要求され、
その上でもっと突っ込んだ質問によって
行財政改革を加速することにもなります。
このような観点からも、
今定例会で駆け込み的な議員期末手当削減を急ぐより、
来年の3月議会成立をめどに、
中長期的視点に立って再検討頂くことをを希望いたしまして、質問に入ります。
(つづく)

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