ここ数日、
熱海温泉を
客足を遠ざける、
梅雨前線にドッカと居座っている。
今朝も、
晴れ間を突いて、
山の手に「愛犬ふ~」とデートしたのだが、
ご覧の通りの、
土砂降りとなるものの、
寒くはないので、
晴れ間には味わえない、
濡れるに任せた散歩が楽しめた。
ただ、
山間部に降り続く烈しい雨が、
側溝を塞ぎ、
人も車も拒絶するようにして、
濁流となって”市道”に襲い掛かかっていた。
で、
夕べも大雨が降り続く中、
開催された、
月一親睦会の一つ「佐口会」(佐口静男会長)だったが、
17人のメンバー全員が顔を揃えた。
相互に持ち寄った、
情報交換の話題は、
何れも、
地元紙に掲載されたもので、
新庁舎建設を担当してきた、
退職職員の”慰留”問題に関してと
”ウオミサキホテル”倒産による後遺症についてだった。
新聞によると、
破産手続き開始を申し立てた、
”ウオミサキホテル”の取引先に対して、
静岡県が、
連鎖倒産を防ぐ目的で、
運転資金融資等の緊急対策を決めたことから、
対応の早さからみても、
この倒産劇による被害額の大きさを炙り出している。
緊急融資の枠は、
同ホテルに対する売掛金債権が
25万円以上ある、
中小企業を対象に、
上限額を5,000万円として、
低利で運転資金融資が受けられるというもの。
メンバーの一人で、
早くから1,000万円以上もの、
夜逃げの被害者として名前の挙がっていた、
市内のガソリンスタンド店主は、
ー借りても返さなくてはならない。
今の熱海の現状を考えると、
先行きの見通しは全く立たないので、
人件費を始として、
経費を切り詰めるなどしてでも、
何とかこの急場を凌がねばならないーと、肩を落とす
こうした倒産劇による、
”夕張化まっしぐら現象”に対して、
熱海市は
どのうような施策対策を講じて、
財政再生団体入りを阻止するのか。
6月議会では、
そこを集中的に質す「予定である。
また昨夜は、
自宅前のマンション住人、
松本スクリーンご夫妻が、
「佐口会」の途中で来店し、
別荘等所有税等、
マンション族に対する増税と
サービス内容格差を指摘する、
厳しいご意見を頂戴する。
このあと、
ご夫妻のご指名により、
中央町の、
パブスナック「スーパーマン」にご案内し、
マスターと記念写真を撮った後、
お二方を残して自宅に戻った。
小生が通告した、
質疑案件を掲載したい。
6月定例会では、
時間の関係もあり、
一般質問から通告している。
1、ウオミサキホテル倒産の引き金は熱海市にあると、
破産管財人が
公告しているが事実か。
また、
ホテル代表者による
計画的な自己破産と夜逃げによって、
雇用喪失、
売掛金回収不能など、
市民が被った2次被害、
3次被害についてどの程度把握しているか。
また、
このホテル破綻による打撃によって被る、
来年度市税徴収全般への影響額を示して下さい。
2、観光立市として
外国人観光客誘致への予算を計上し、
インバウンド活動を標榜する
熱海市に対して、
世界37カ国が集まる「
国際グローバル会議」の誘致推進を求め、
議会を通じて提言してきたが
全く理解を得られことなく、
残念ながら「飛騨高山市」での
開催が決定してしまいましたが、
こうした状況にあっても
熱海市が無関心でいられる理由について説明して下さい。
(佐藤IAC理事長ご夫妻)
(つづく)