季節の変わり目、訃報相次ぐ

通夜から帰って自宅3階で、
PCを立ち上げ、
先ず、
今日の話題をヤフーで拾えば、
後期高齢者名称変更や
新車販売台数33年ぶり低水準、
”飲むだけでやせるはウソ”という見出しとともに、
ノリ決勝アーチ”上原”を撃破とあり、
昨日列島を縦断した、
春一番に吹き飛ばされたようかのように、
巨人開幕4連敗が
トピックスとして掲載されていた。
さて、
列島を縦断した”春一番”だが、
一足早く、
「久留米競輪場」、
30日”8レース”で吹き荒れた。
この8R3連単で、
何と433番人気の、
⑥⑨②枠が1着から3着をしめ、
”1,152,220円”が配当されたのである。
そして、
このレースで優勝したのは、
熱海市出身の
斉藤直伸選手だった。
斉藤選手は、
小生の友人ご夫妻の長男で、
熱海に立ち寄った際には、
ご両親共々
必ず小生のラーメンハウスに顔を出す。
その久留米にいるはずの、
斉藤選手だが、
昨夜
小生のラーメンショップに顔を出した。
聞けば、
斉藤選手のお祖父さんが、
88歳の生涯を閉じ、
葬儀に出席するため帰省したのである。
もっと詳しく言えば、
斉藤選手の、
お母さんの実家は、
「松浦時計店」(熱海市清水町)で、
逝去したのは、
母方の祖父「松浦弘志」さん(88歳)だった。
優勝と訃報、
一度に重なった斉藤家の”出来事”に
運命的なものを感じた「通夜」の席だった。
また、
明日の夕方には、
元熱海市議会議員で、
熱海市下多賀を地盤とした、
「牧野國男」氏の通夜がある。
s-20084010.jpg
牧野議員とは、
4年間だけご一緒したが
温厚ながらも頑固な一面を持つ、
正義感の強い議員だった。
牧野氏の引退とともに、
その地盤を受け継ぎ、
「梅原一美」議員が議会に出てきた。
さて、
3月定例会に上程された
「熱海市一般会計予算」に反対し、
最終日では、
反対討論をしてその理由の一部を
壇上から述べさせて頂いたが、
今日はその後半を掲載したい。
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議会でも質しましたが、
平成20年3月1日現在、
職員数617人。
その他臨時職員72人。
内訳として、
市外通勤者130人、
夫婦共稼ぎ35組、
内市外通勤共稼ぎ5組。
今年度の退職手当金額は
一般会計で総額
9億2,598万3千円にも上るわけですが、
幸い、
特別職や一般職員のカットを断行したことは、
評価の対象となるものの、
“夫婦共稼ぎ”の領域には一切踏み込まず、
税金の3分の2以上が、
相も変わらず、
役所の人件費に消えている事実は
一向に改善されていません。
またここ数年、
新規採用職員が
1~2年で退職し
地元の役所に転職するケースが目立ち、
4月1日付
「人事異動内示表」には、
本年度昇任の、
部長、部参事級11人中、
「市外通勤者」が過半数を占めるなど、
市民の目線に立った
行政運営や
行財政改革が期待できず、
3年後の
黒字転換どころか、
更なる“誤算”と求心力低下を招かないか、
危惧するところでもございます。
さて、先日発表された
今年1月の
入湯税課税状況によれば、
「宿泊人員」が
昨年比で1万2千人もの大幅減となり、
宿泊施設の閉鎖など
基幹産業のマイナス要素が多く、
来年度の収納率悪化懸念や、
「360億円」以上の借金の重荷による
“自治体倒産”が現実化しなか、
深刻な不安材料が
行間から見え隠れしていましたが、
「地方自治体財政健全化法」施行とともに、
赤字分を来年度の予算への先送りや、
帳簿上の“みせかけの黒字”。
関連法人への赤字押し付け、
または、
流動中の運用負債で処理するという方法は
通用しなったこととあわせ、
熱海再生の切り札と期待される、
「熱海市振興公社」解体に
無関心を装い、
職員の生活権を温存するが如き“感”が否めない、
平成20年度一般会計予算に対する反対討論とさせて頂きます。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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