今年も、
財政赤字増加や
高齢化問題、
宿泊客激減等々、
難問山積の、
「熱海市役所」だが、
御用納めの今日、
催事場では、
開庁と同時に、
”お飾り販売”に携わる、
ハッピ姿の関係者が慌しく作業しており、
役所前の駐車場は混雑していた。
議会事務所に上ると、
職員の皆さん方が、
一年の溜まった資料の整理の真っ只中で、
~色々お世話になりました~と頭を下げたが、
気づいてくれたかどうかは、
定かではない。
山のようなデーター(紙)の処分を目の当たりにすると、
”IT”がどうだ、
”無線ラン”がどうたらいったところで、
中々”ペーパレス”とはならず、
CDやSDカード、
その他のデーターファイルだけで、
情報をやり取りする時代は、
まだまだ当分先の話といったところか。
と、
行数を増やして本題に入る。
高橋弘会長から預かった、
「日本ジャンボー株式会社」
創業50周年記念謝恩の会案内状を、
「伊勢井勝」熱海市役所市民課長に
お渡しした話に入る。
高橋弘会長(日本ジャンボー・万葉倶楽部)が創業した50年前
日本ジャンボーの前進となった、
「アルプス写真」を発足し、
手狭になった実家の酒屋倉庫から、
初めて店舗を設けたのが、
”伊豆山”「藍染橋」側にあった、
伊勢井三郎さんの家作だった。
(伊豆山藍染橋に現存する”創業時店舗”ー日本ジャンボー)
伊勢井三郎氏は現在89歳。
戦前は
「伊勢井自動車」と言う名の、
タクシー会社を経営しており、
復員後、
タクシー会社から
隣地を買収湯して家作を広げ、
貸し店舗(テナント)業を始めたという。
この伊勢井さんの店舗には、
アルプス写真のほか、
現存する厨房設備会社「アミッテック」の前進、
”青木冷凍”や、
後継者不足により閉店した、
「森洋装店」があり、
伊勢井さんの店舗は、
出世店舗とでもいうか、
ここを借りると、
飛躍する”何か”があったようだ。
その何かとは、
伊勢井三郎さんの、
借主に対する包容力にあったと、
「高橋弘」会長はいう。