第一回「熱海市観光福委員会」開催

4月の改選後、
5月臨時会をさかいに、
各議員の所属委員会が決まり、
6月議会を前に、
当局側にせかされるように、
委員会が次々と開催されるなか、
今朝10時から、
庁舎5階第一会議室において、
常任委員会の一つ、
「観光福祉委員会」が開かれた。
小生、
この委員会の
委員長に推薦されていた関係上、
午前11時から、
議事進行などについて、
庁舎5階に控え室において、
所管の幹部職員を交え打ち合わせる。
過去8年間の議員生活で、
長と名の付くものは、
昨年の、
「広域行政推進特別委員会」に続いて、
2度目の経験となる。
今回は一人会派ということで、
委員長職とは
無縁との認識でいたのだが、
”職員削減”と、
”イベントでまちおこし”を公約に、
当選させて頂いた手前、
所管部課の職員さんと、
様々な観点から積極的に、
コミュニケーションを図り、
熱海再生への
糸口を見つけたいものである。
報道機関傍聴許可を諮ったあと、
斉藤市長の挨拶があり、
議題にそって進行する。
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観光戦略会議についてから、
中央保育園施設整備についてまで、
8案件について、
各委員からの質疑を受ける。
小松委員からは、
「観光戦略室」への民間登用で派生した、
採用資格問題の拗れについて、
今後どのような対応で決着するのか。
市長の中国大連市訪問についての、
詳細説明を求める。
池田記念館開館への
地元民との協調が図られているか。
高橋委員からは、
商船三井客船の、
日本丸が、
今年12月23日を目処に、
神戸~熱海間”2泊3日”の、
クルーズ誘致計画の詳細を問い、
沼津で開催される、
”世界技能オリンピック”に対する、
誘致活動について。
中央保育園の耐震問題など、
活発な質疑応答が行われた。
小生からは、
テレビ東京が、
29日午後10時から放映する、
「ガイヤの夜明け」にふれ、
熱海温泉再生を追う番組であり、
観光戦略室設置に
スポットを当てての構成してると、
東京新聞のラテ欄で、
解説されており、
その戦略室の裏側で、
採用資格問題が
訴訟などどろどろの展開に、
一人歩きするとなれば、
イメージダウンも甚だしいので、
当初、
友好的に熱海再生を願い、
応募してきた当事者が、
敢て、
新聞報道等が煽り立てるような、
泥沼化を臨むのか。
小生としては、
問題の当事者を知るだけに、
当局の意図を
曲解するに至らせた、
配慮不足を指摘しつつ、
その背景を斟酌し、
”当局側に非があるとするなら、
潔く詫びを入れるなどして”
早期解決の
糸口を探る努力をしてほしいと、
進言させていただいた。
因みに、
「ガイヤの夜明け」について、
東京新聞(ラテ欄)から抜粋すると、
「熱海、和倉」再生追うの見出しで、
日本産大温泉に数えられる
「熱海温泉」だが、
観光客は年々減少。
それを打開するため、
「観光戦略室」を設置し、
旅行雑誌「じゃらん」のリサーチセンター長、
玉沖仁美さんを、
観光戦略プロデューサーに起用し、
熱海復活への活動が始まった。
また、
同市ではマンション建設申請の、
受け入れを凍結していたが、
昨年これを解除。
団塊世代の移住を見込んだ、
リゾートマンション建設が進む中、
地元の観光団体は、
街の景観が悪くなると猛反発している。
観光客か団塊世代か、
難しい選択を迫られながら、
試行錯誤を続けている。と、
この番組、
必見の価値がありそうだ。
年々消え行く基幹産業と
巨額滞納額の現実。
この街の病巣を抉り出しての、
番組構成であれば、
”二者択一”へのヒントとなるのだが。
くどいようだが、
番組は、
明日午後10時より、
「テレビ東京」系列で放映される。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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