今朝10時から、
熱海市役所5階会議室において、
熱海市議会「3月定例会」の、
議会運営委員会が開催された。
協議事項は、
1、招集日について
2、提出予定案件
(1)当局議案
(2)発議案ほか、
会議日程及び会期について、
政調会及び事前委員会の日程や、
陳情・要望書について協議された。
招集日は”3月1日”で、
午前10時から本会議が開催される。
平成19年3月議会への主な提出案件は、
「平成19年度熱海市一般会計予算」を中心とした、
各事業別予算案件と、
小生が、
特に注目しているのが、
”熱海市景観条例制定”と、
”熱海国際観光温泉文化都市建設計画
東海岸町医療福祉集積地区計画の
区域内における建築物の制限に関する条例制定”である。
高さを制限し容積率を抑えることで、
土地の資産価値を大きく目減りさせることと、
開発業者に与える投資意欲の喪失により、
372億円もの巨額負債を抱える、
「熱海市」の
危機的財政はさらに緊迫の度を高めそうである。
また、
小生を含む3議員が提言してきた、
議員定数削減に関しては、
”財政再建団体”問題に端を発し、
各地方自治体議員の
政務調査費の使途や、
議員の倫理観等が、
マスメディアに挙って大きく取り上げられ、
世論の風潮は厳しく、
”議員削減”に向かって吹いており、
熱海市議会でも
議員定数削減反対を
押し通せない状況になってきた。
今回の議運では、
反対議員に追い討ちを掛けるように、
「熱海女性連合会」と
「熱海民主商工会」から、
議員定数削減の要望書が、
提出されていることもあり、
次の「議会運営委員会」では、
2名程度の
議員定数が削減される可能性が高くなった。
そうなれば、
議員定数削減を公約に、
既に”新人5人”(主に民主党系)が名乗りをあげているが、
今定例会で可決されれば、
定数削減の争点は薄くなり、
齊藤市政擁護派と
打倒”齊藤”の戦いとなり、
”熱海市の巨額累積赤字を
具体的に何をどのように解消して”、
医療と福祉、
教育と文化等の、
市民サービス向上を図るのか、
市民は候補者選択の目安として、
19席(予想)を25人で争う激戦に、
悔いのない審判を下して頂きたいもの。